「 19世紀末 」一覧

『艶容萬年若衆』 三上於菟吉 和製ドリアン・グレイの肖像

『艶容萬年若衆』 三上於菟吉 和製ドリアン・グレイの肖像

『艶容萬年若衆』(三上於菟吉)は、『ドリアン・グレイの肖像』(オスカー・ワイルド)を元禄の怪異談に翻案したものだ。いつの作品か、はっきりは分からないが、収録されている現代大...

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『フォカス氏』 ジャン・ロラン 世紀末の頽廃と悪徳のごった煮

『フォカス氏』 ジャン・ロラン 世紀末の頽廃と悪徳のごった煮

『フォカス氏』(ジャン・ロラン 月刊ペン社)は厚い本ではないが小さな字の二段組で、読み終えるのに時間がかかった。 澁澤龍彦によれば、ジャン・ロランは世紀末の頽廃と悪徳...

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『悪魔のような女たち』 世紀末デカダンスの見本帳

『悪魔のような女たち』 世紀末デカダンスの見本帳

『さかしま』(ユイスマンス)が「デカダンスの聖書」なら、『悪魔のような女たち』(バルベー・ドールヴィイ)はデカダンスの何だろうかと考えてみたが、適当な言葉は訳者中条省平の解...

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ウルトラバロックデカダンス

ウルトラバロックデカダンス

外国の古い小説を読んでいると入れ子構造になっていることがよくあり、『悪魔のような女たち』(バルベー・ドールヴィイ ちくま文庫)もそうなのだが、メインではない外側の語りまで華...

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『カルパチアの城』 ジュール・ヴェルヌ 死んだはずの歌姫の声の正体は?

『カルパチアの城』 ジュール・ヴェルヌ 死んだはずの歌姫の声の正体は?

吸血鬼伝説の残るトランシルヴァニアのカルパチア山中の古城が舞台の『カルパチアの城』(ジュール・ヴェルヌ 1892)の三年後に『吸血鬼ドラキュラ』(ブラム・ストーカー)が出版...

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ホフマン ファム・ファタル 機械趣味

ホフマン ファム・ファタル 機械趣味

ファム・ファタルはフランス語だ。映画やオペラ『ホフマン物語』の原作読んでいると、ファム・ファタル的な話で、ホフマンはドイツでよりもフランスで人気があり、フランス文学にも影響...

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恐怖までもアムール フランスの恐怖演劇グラン=ギニョル

恐怖までもアムール フランスの恐怖演劇グラン=ギニョル

1897年、モンマルトルの丘のふもとに、グラン=ギニョル座という劇場が生まれた。人々は身の毛もよだつようなスリルを求めて、夜な夜なその劇場につめかけた。そこで上演されていた...

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『もう森へなんか行かない』 エドゥアール・デュジャルダン フランス好きの私の好きな小説

『もう森へなんか行かない』 エドゥアール・デュジャルダン フランス好きの私の好きな小説

私はフランス好きです。はじめから意識的だったわけではなく、おしゃれなイメージを気取っているわけでもなく、たまたま気に入った本や映画や絵画にフランスのものが多かった。何となく...

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“LE FANTôME DE L’OPÉRA “には想像力が必要

“LE FANTôME DE L’OPÉRA “には想像力が必要

劇団四季の『オペラ座の怪人』には物凄く豪華絢爛なものを期待しすぎた。私より先に観た友人が、「クリスティーヌがおばさんだった」と云っていて、「こいつ贅沢云いやがって、三十代く...

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ウミガメか リクガメか

ウミガメか リクガメか

『さかしま』(ユイスマンス)の第四章に出てくる亀の甲羅に黄金の鎧を着せ、宝石を象眼するという狂ったエピソードを最初に読んだときは、何となくリクガメを想像していた。だが、原書のペーパ...

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