人間よりも機械が大好き時代のその後 SINN(ジン)556.Aへの道

記事「SINN(ジン)556.A コクピットクロックのような質実剛健ドイツ時計」の時計は11月2日に届き、一か月間動きっぱなしだ。さすがにちょっとは休ませた方がいいんじゃないか。そのくらい気に入っている。私にとっては今のところ最高の時計だ。時計への物欲はほぼ落ち着いた。まだ気になる時計はあり、これで上がりではないかもしれないが。

ここに至るまでに気に入ってよく使っていた時計が数々あり、556.Aはそれらの要素が凝縮されている。

なんと云ってもこのカスタムSEIKO5のSINNへの異常な愛情。オマージュの元ネタが手に入ったのだから、ピノキオが人間になったようなもので感慨深い。
SEIKO5カスタム 白黒シルバーのミリタリー風 SINN(ジン)オマージュ
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あり合わせの部品でパパッと作ったのに自分でも予想外なほど気に入ったSEIKO5カスタム。インデックスの長めのバーと小さめのアラビア数字がバウハウスデザインにも通づるものがあり、ドイツ風だ。
SEIKO5カスタム 白黒シルバーのミリタリー風 STOWA(ストーヴァ)オマージュ
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556.Aを買う前に買ったファッションウォッチ。似たテイストだが、この頃はまだ556.Aを買うことは現実味を帯びてはいなかった。
TECHNE(テクネ) スイスデザインのパイロット風腕時計
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買ってから一年以上経ってから突然やけに気に入って着け続けたTIMEX。似たサイズ感、マットな黒ダイアルに白い針、3・6・9・12インデックスと共通点がある。
小さいダイバーズウォッチが欲しい PART6
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これもなぜか一時期すごく気に入っていた。それほど似ていないが、デザインの方向性が同じだ。視認性がよい。
緑のORIENT(オリエント)スリースター★★★ VEGA
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ほぼヴィンテージウォッチの雰囲気で色違いまで集めたオリエントスター。両方シンプル、あっさりでありながらなんとなくかわいらしさがある。
エクスプローラーⅠの代わりというわけじゃないんだよな
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空と海の違いはあれど、どちらもミリタリーで近いオーラ。
1940~50年代 アメリカ特殊部隊の潜水時計 ELGIN USN BUSHIP 復刻
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特に変わったデザインではないのに何故か色々語りたくなるSARB033。サイズ感がほぼ同じ。
SEIKO メカニカル SARB033 プアマンズグランドセイコーと揶揄されながらも国内外で高評価
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シンプル、ごちゃごちゃ、どちらも好きな計器感。
SEIKO(セイコー)スピードマスター 1980年代クォーツクロノグラフ
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丁度一年前くらいの記事「人間よりも機械が大好き時代の総括」は我ながらいい言葉を引用していた。何故自分がそれを集めたのか、その意味を理解して人生の次のステージに向かうこと、何故集めているのか理由も分からないままコレクションマニアで一生を過ごさないように気を付けろと。

色々買い続けたおかげで最初に届いた556.Aの針の汚れを見抜くことができたのは記事「腕時計の並行輸入店ってどうなの? そして安い時計を買い続けてよかったこと」に書いた通りだ。

一昨年、去年に引き続き今年も結局人間よりも機械が大好き時代だったが、カスタムに手を出したのは大きな違いだった。腕時計は女性に例えられることもあるが、これは完全に理想の女性型アンドロイドを創造するマッドサイエンティストの気分だ。一年前の記事にはっきりしたことはまだ分からないが、おそらく私が潜在的に必要としていた要素が何かあるのだろう、昔から人形とかアンドロイドSF、時間SFとかが好きだった延長線上にある気がすると書いたこととつながった。

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コメント

  1. film izle より:

    I love your writing style genuinely enjoying this internet site. Vivianna Ephrayim Gagliano

    • Blacken Darkin より:

      Thank you very much.
      I wrote this article when I was happy to buy the watch I wanted.

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