オレンジボーイ SEIKO(セイコー)ダイバーズウォッチ

「SEIKOダイバーSBDC051が綺麗なのでかなり心惹かれたが検討した結果買わないことに決定」という記事を書いたことがあるが、SEIKO(セイコー)のダイバーズウォッチを買った。オレンジボーイ SKX011J1だ。

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今はなくなってしまった有名時計YouTuberの動画を見ていたら欲しくなってきた。ボーイは過去に買う候補に入っていたこともある。

何か面白そうだなと感じ、調べてみると値段が段々高くなってきていて、廃番の噂もある。カスタマイズ用の部品が豊富にあり、壊れたらムーヴメントを交換できそうだ。なくなってから探すのは大変なので、気になるものは買えるうちに買っておこう。ネイビーボーイ買いました、ネイビーボーイおすすめですと云っているのにオレンジボーイを買ってしまうところが、私が私たる所以だ。

こんな記事があって、ネイビー/ブラック/オレンジと「ボーイ」3兄弟の中では一番人気が微妙な「オレンジボーイ」と書かれているのが可笑しい。

【レビュー】セイコー “オレンジボーイ” SKX011J 200mダイバーズウォッチ 「蜜柑少年」って・・・

まあ、私も一本目ならオレンジボーイは買わなかっただろう。ネイビーとかブラックのダイバーズウォッチはすでに持っていて、これから買うならオレンジだった。1996年発売のはずなのに、レビューを読んでいると四十年前に見たという記載もちらほらあり、どういうことだろうと思ったが、私が欲しい時計、気になる時計について調べていると行き着くことの多いブログに書いてあった。1979年にはすでにほぼ同じデザインのクォーツが出ていたとのこと。

心躍るオレンジ セイコー クォーツダイバー 7548-700C

オレンジダイバーズの誘惑

もっとここがこうだったらよかったのにという点はあっても、着けていて楽しい時計はある。例えば記事「レトロなクロノグラフにレーサー風パンチングレザーのベルトを合わせたい」の時計など。オレンジボーイもまさにそれだ。

下の画像はオレンジブラザーズ。ケースのエッジが面取りがされて鏡面仕上げになっていて、サイドから裏蓋に向かってすり鉢状に絞り込まれている形状は共通しているSEIKOらしさだ。

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オレンジボーイのリューズガードがスッパリ縦に切り取られたようなデザインで、小さいダイバーの流れるような美しさはない。コスト削減のためかと思ったが、他のダイバーズウォッチも大体こんな感じで、記事「SEIKOの小さいダイバーズウォッチを見直す」のように小さいダイバーが特にビュ~リフォ~であることに気付く。デイト表示の右側も小さいダイバーの方が自然なデザインになっている。やっぱり昔のSEIKOは凄かった。

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秒針の先端とは逆側に夜光が付いているのは記事「SEIKOダイバーSBDC051が綺麗なのでかなり心惹かれたが検討した結果買わないことに決定」にも書いたように意味不明だが、これで完璧というデザインはなかなかないものだ。プロスペックスや新SEIKO5のようなダッサいロゴはないところがよい。

とりあえずサイズが合うので手持ちのブラックにグレイのラインのNATOストラップを付けた。記事「POPEYE 2017年12月号 古着と時計。」の号についてマガジンハウスのブログに載っている画像と同じ配色のベルトだ。このPOPEYEには開高健がオレンジボーイを着けていたことについて書いてある。

元総理から始まる、時計の話。

記事「ネイビーのグラデーション、サンレイが美しいTISSOT SEASTAR 1000 小さくないダイバーズウォッチも欲しくなった」の時計に合わせて買ってあった、黒に見えるくらい深いネイビーの革のNATOベルトを付けてみた。面白みはあまりないが、明るいところで見ると補色で似合っている。

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また純正ベルトに戻した。オレンジと黒のコントラストが出るところがよいが、硬く、何の前触れもなく切れるという噂があるところが怖い。

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オレンジボーイは時計自体のインパクトが強く、どんなベルトが似合うのか分かりづらいので色々試したい。ライスブレスや三連ブレスもよさそうだが、とりあえずラバーバンド、ナイロンベルトをいくつか試してみる予定だ。

ここ何日か連続で着けている。身に着けたくなる楽しい時計だ。

《追記》

記事「中国の通販サイトAliExpressで時計ベルトを買ってみた PART4」に書いたシートベルトのような素材のナイロンベルトの光沢、フィット感を気に入り、色違いも買っている。黒にオレンジのラインのベルトはオレンジボーイのオレンジダイアル、黒いベゼルインサートの組み合わせに合っている。

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(2019年9月14日)

記事「中国の通販サイトAliExpressで時計ベルトを買ってみた PART8」に書いたMNストラップもどきを付けてみた。明るすぎず落ち着いた感じのオレンジで、これもいい。

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(2019年9月17日)

先ほど、記事「腕時計の固いラバーバンドを湯に漬けて曲げるホット・ウォーター・トリック そしてTROPIC(トロピック)の通販サイト」に書いたようにトロピック風のラバーバンドに付け替えてみた。

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他にはオレンジ100%。これはばっちり似合うか、やりすぎになるかどちらかだと思ったが、やってみたくなった。どうだろう、微妙な感じだが、夏には合いそうだ。

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オレンジの入ったNATOストラップも付けてみた。悪くはないけど先に載せたものの方が気に入った。普段使いには落ち着いた色味のMNストラップもどき、くっきり自己主張強めにしたいときはブラックにオレンジラインのNATOストラップかな。

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(2019年10月20日)

SEIKOの復刻ヴィンテージダイバーに付いているワッフルストラップに似た感じのものを付けてみたことについて記事「中国の通販サイトAliExpressで時計ベルトを買ってみた PART10」に書いた。

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SEIKOダイバーと云えばやっぱりコレだね、というデザインらしいが、分かる人でなければ分からない。柔らかく着け心地はよい。

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(2019年11月21日)

やはり値段は着々と上がってきている。

そして後継機の性能は下げて値段は上げる。NATOストラップのモデルも値段は変わらないとはぼったくりすぎじゃないか。食品のリニューアルという名の減量と同じ。嘘、誤魔化しに満ち満ちた政府を早くぶっ潰そう!

(2020年1月3日)

つばきファクトリーの新曲「イマナンジ?」の歌詞に腕時計が出てきたのでテンション上がって、少し前に撮った画像。

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実際は『オレンジの砂時計』だ。

去年のライブハウスはオレンジボーイ着用で参戦した。握手会のときは腕時計を外さなくてはならないので、本人にはアピールできていない。

(2020年9月27日)

先日、小片リサが地元に来たときにオレンジボーイを着けてから、MNストラップもどきが着け心地よくてずっとそのままだ。

seiko orange boy

やっぱり小片リサは別格だな。

そして、つばきファクトリーでは八木栞を贔屓にしている。ふわっとした雰囲気で超かわいいんだけど、すごくやる気あるところがいいね! ミュージカル好きというところもポイント高い。

時計はそのままオレンジボーイでオッケー。しかし値上がりしてるなー。

(2021年11月28日)

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小さいダイバーズウォッチが欲しい PART2

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