「 2018年04月 」一覧
『たそがれの女心』マックス・オフュルス監督(1953) 美しいだけの浅墓な女のせいで決闘沙汰に
『たそがれの女心』(マックス・オフュルス監督 1953)はダニエル・ダリュー演じるマダムが浪費癖による負債のため、夫からの贈り物であるハート型のダイヤのイヤリングを売りに出...
「デイ・ドリーム・ビリーバー」を延々と流し続けるのはキチガイレベル
「デイ・ドリーム・ビリーバー」はいい曲だし、私も好きだ。忌野清志郎の訳詞もいい。たまにはこういう歌を聴いて感傷に浸るのも悪いことではない。だが、彼女がいなくなってしまった歌を延々と...
『輪舞』マックス・オフュルス監督(1950) 1900年ウィーンで回る回る恋模様
『輪舞』(マックス・オフュルス監督 1950)は好きで何度か見ているが、どうも感想が書きづらくて記事にしていなかった。人物やあらすじを書いても意味がない気がする。記事「夜想...
買ったDVDは株式会社ブロードウェイのものばかり
三月は記事「SMITHS 英國ヴィンテージウォッチ」に書いた腕時計に思い切って金を遣い、それ以外は何も買わない生活を続けた。その支払いも終わり、ひと安心だ。この調子で節約す...
『グランド・ホテル』 映画は名作だが原作も凄い、ミュージカルは・・・
ミュージカル『グランド・ホテル』のブロードウェイのオリジナルも宝塚月組初演も観ていないが、再演の映像を見た。映画にはない改変が色々あり、私は映画の方が好きだと思った。 原作は...
「椅子から転げ落ちる」という表現は「新婚さんいらっしゃい!」が語源かと思っていたが、実際はかなり昔からあったようだ
「椅子から転げ落ちる」という表現は私も記事「『妄想と強迫 フランス世紀末短編集』 エドゥアール・デュジャルダン」で使った。実際に転げ落ちそうになるわけではなく、そのくらい驚...
『上海ホテル』 『グランド・ホテル』の著者ヴィッキー・バウムの上海小説
『グランド・ホテル』の原作者ヴィッキー・バウムの『上海ホテル』なる小説があることは、オールド上海に凝っていた時期、記事「ウェルカム上海電影院 オールド上海が舞台の映画・ドラ...