「 昭和 」一覧

昭和ヒトケタ生まれのハードボイルド作家・生島治郎のメッセージ

昭和ヒトケタ生まれのハードボイルド作家・生島治郎のメッセージ

『ハードボイルド風に生きてみないか 男の行動原理』(生島治郎)は1979年に刊行された(文庫本は1984年)。当時、権力や財力を握っていたのが明治生まれの老人たちだった。明...

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「フランケン奇談」 江戸川乱歩セレクトの人形怪談三篇

「フランケン奇談」 江戸川乱歩セレクトの人形怪談三篇

「フランケン奇談」(江戸川乱歩 キング昭和32年2月号掲載 角川ホラー文庫『火星の運河』収録)はフランケンシュタインがメインというわけではなく、人形怪談についてのエッセイだ...

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結局謎は解けない『魔都』(久生十蘭)

結局謎は解けない『魔都』(久生十蘭)

過去の記事「『魔都』(久生十蘭)で殺される元宝塚生徒の謎」を書いたときはまだ読み終わっておらず、数日前に読み終わったが、で、結局どうなの? という感じで、自分の理解力が足り...

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『魔都』(久生十蘭)で殺される元宝塚生徒の謎

『魔都』(久生十蘭)で殺される元宝塚生徒の謎

『魔都』(久生十蘭)の殺人事件の犠牲者が元宝塚少女歌劇学校生徒だ。第四期生と書いてあるが、その部分に出てくる他の生徒を調べてみると不自然な点がある。 この美人は松谷鶴子と...

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『如何なる星の下に』 高見順 レヴィウの踊り子への慕情

『如何なる星の下に』 高見順 レヴィウの踊り子への慕情

「慕情」という言葉が出てくる。なかなかお目にかからない言葉だが、こういう心情は今でもなくなったわけではないのではないか。 「──いいなアといふのは、どういふの。踊りが巧い...

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『人造人間小説傑作選』 怪奇で不道徳な大正昭和のマッド・サイエンティストたち

『人造人間小説傑作選』 怪奇で不道徳な大正昭和のマッド・サイエンティストたち

『人造人間小説傑作選』(十三舎)は、その名に恥じぬ傑作揃いだ。大正、昭和の時代や人造人間に興味を持っていたが、読んだことのない小説ばかりだった。雑誌や本のロボット小説のリス...

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ホフマンの「砂男」が戦前の新青年に載っていた

ホフマンの「砂男」が戦前の新青年に載っていた

最近、「砂男」が雑誌・新青年に載っていたことを知り、『新青年傑作選 第四巻 翻訳編』で確認した。昭和二年(1927)八月増刊、向原明訳、初山滋画。江戸川乱歩以外にもこの時期...

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『歌劇学校』  川端康成?の少女小説

『歌劇学校』 川端康成?の少女小説

(引用元 「中原淳一展」歌劇学校 - 梅田経済新聞) 川端康成が書いたことになっている『歌劇学校』という小説がある。昭和三十六年(1961)のポプラ社版は古本市やネットで見たこと...

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「死後の恋」 夢野久作 少年兵士は男装の皇女?

「死後の恋」 夢野久作 少年兵士は男装の皇女?

『浅草紅団』(川端康成)も「水族館」(堀辰雄)も昭和五年(1930)刊の『モダンTOKIO円舞曲』に収録され、両方に男装が出てくる。この時期の男装は何なのか、時代の空気なの...

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メタフィクション 『浅草紅団』 川端康成

メタフィクション 『浅草紅団』 川端康成

『浅草紅団』(川端康成)を初めて読んだとき、風俗描写や会話は楽しめたが、よく分からない話だと思った。再読して気づいた。時系列が行ったり来たりしている。何人かの人物が変装した...

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