「スワニー」は何かに似ていませんか?

スワニー アル・ジョルスン ジョージ・ガーシュウィン 1919-swanee-al-jolson-sheet

ジョージ・ガーシュウィンの伝記映画『アメリカ交響楽』”Swanee ”を聴いたときから、どこかで聴いたことがあるような気がしていたのだが、「東京ラプソディ」だと気づいた。

このことを話題にしているサイト「パクリか空耳か気のせいか」に「日本歌謡史最古のパクリ? だけどあまり古すぎてどっちがどっちだかわからん」とある。時期は結構離れている。たまたま似ているような気もするが、両方に口笛が入っている。さてどうなのでしょう。

”Swanee ”(作曲 ジョージ・ガーシュウィン 1919年)

「東京ラプソディ」(作曲 古賀政男 1936年)

《追記》

「東京ラプソディー」は「スペインの花」という曲の流用とのコメントをいただいた。確かにかなり似ている。

(2020年2月26日)

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コメント

  1. 石田 泰和 より:

    東京ラプソディーはスワニーからの流用ではありませんよ、れっきとした原曲があってその旋律のほとんどを古賀政男氏が流用してこの名前をつけたものです。
    Ricard Casado 作曲「Fleur d’Spana」(スペインの花)という曲が1922年1月15日にフランスのL’Estudiantina誌から出版されたましたが、この曲が古賀政男が1936年(昭和11年)に発表した「東京ラプソディー」という曲と、主な旋律がほとんど一緒で偶然や参考したとはいえない、一部の旋律を少し書き直している曲であることがわかります。

    • Blacken Darkin より:

      貴重な情報をありがとうございます。
      追記します。

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