エロティックな紳士を目指してジャック・ニコルソンの目つきをできるようになりたいと思ったが簡単ではない

長い間、記事「夜の名言集1 『さかしま』(ユイスマンス)第一章より」に引用した言葉のごとく孤独の快適さを感じてきたが、もっと人間にフォーカスしてもよいのではないかという気がしてきた。考えてみれば私には宗教のしがらみも人間関係のしがらみもない。デカダンスの文学を愛好するのみならず、もっと実践すべきではないか、もっと危険な雰囲気を出すべきではないか、目指すはエロティックな紳士だと考え、浮かんだイメージは『TOMMY』ケン・ラッセル監督 1975)のジャック・ニコルソンの目つきだった。

ジャック・ニコルソン TOMMY 1

ジャック・ニコルソン TOMMY 2

ジャック・ニコルソン TOMMY 3

結論から云うと、とてもできない。まず顔が違う。目も違う。無理に真似してもただの目つきの悪い人になってしまう。口も力を入れすぎると口角が上がってしまう。ジャック・ニコルソンの口はほぼ水平なのにキリッとしている。それほど表情を作っているようにも見えないが、やはり俳優って凄いんだな。まずはイメージトレーニングだ。

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