『パリところどころ』をレンタル屋で探していて、店員に聞いたら検索して「タイトルがパリから始まるものはありません」と云いやがった。探しているものがないのは仕方ないが、「は?」という感じだ。『巴里のアメリカ人』や『パリ・ストーリー』とかその他諸々実際にあるのだからパリから始まるものがないなんて馬鹿な話はないのだが、『パリところどころ』はない可能性が高いし、脱力したのでそれ以上粘らなかったけど。
関連記事
『帝都物語』CGではなくモノで明治大正を再現
昔、『帝都物語』(実相寺昭雄監督 1988)を観たときは、わけのわからない映画だと思った。その後、陰陽道や過去の歴史、文化に興味を持ってから見ると面白く感じるようになった。 ...
『ロッキー・ホラー・ショー:タイムワープ・アゲイン』2017年10月18日発売予定 予約受付中 と『Me and My Girl』について少々
(引用元:The Rocky Horror Picture Show Review: Let’s Do the Time Warp Again) 『ロッキー・ホラー・ショー』(ジ...
『死都ブリュージュ』ローデンバック 死別した妻そっくりの女と出会った男の心理と行動は・・・
『死都ブリュージュ』(ローデンバック 1892 岩波文庫)を読んだ。重版のときに、予備知識はなかったが表紙の絵とあらすじに惹かれて買ってあった。上の画像の人物は著者であって...
Paris 2010
写真家ソール・ライターが小さなコンデジで撮っている画像を見て、記事「いまさらながらデジカメを買った」のカメラを思い出した。 2010年にパリに持って行った。もうそんな...
歌劇『ファウスト』シャルル・グノー 全5幕 パリ・オペラ座 1975
私がシャルル・グノーのオペラ『ファウスト』を知ったきっかけはドラマ『オペラ座の怪人』だった。最後の方の桟敷席のファントムと舞台上のクリスティーヌが歌うシーンが素晴らしく、感動した。...
小説『グレート・ギャツビー』サウンドトラック
『グレート・ギャツビー』(フィッツジェラルド)には音楽がよく出てくる。ほとんど知らない曲ばかりだが、おそらく実在の曲なのだろうと思い、調べてみた。便利な時代ですね。 ...
19世紀アメリカの蒸気人間
私は過去の記事「『海底二万里』 ジュール・ヴェルヌ」に、「(新潮文庫の)帯には「スチームパンクの祖」の文字が。すべて電気仕掛けと書いてあるでしょう。蒸気(スチーム)ではない...
『ダンシング・レディ』 フレッド・アステアの映画デビュー
『ダンシング・レディ』(1933)はダンサー(ジョーン・クロフォード)をめぐって演出家(クラーク・ゲーブル)と金持ち(フランチョット・トーン)で色々ある話だ。過去の記事「『...
ギュスターヴ・ドレが描くロンドン ヴィクトリア朝時代の明暗
『聖書』、『神曲』、『失楽園』等の挿絵で有名になっていた19世紀フランスの画家・版画家ギュスーヴ・ドレは、挿絵画家と呼ばれることに不満を感じていた。そこでイギリスのジャーナ...