主に19世紀末から20世紀前半、デカダンス、幻想怪奇、空想科学の文学、美術、映画等について
2013/9/30 2014/8/18 映画
『空中レヴュー時代』(1934)は『キング・コング』(1933)と同じくメリアン・C・クーパー監督作品だ。飛行機の特撮が共通している。
歌は少しあるがミュージカルと云えるほどでもない。ストーリーも特に面白いわけではない。見所は初めてコンビを組んだフレッド・アステアとジンジャー・ロジャースの「キャリオカ」と飛行機の翼に踊子が乗ったレビューだ。
空中レヴューを思いついた人はすごい。かなりクレイジーだ。
1930年代, アメリカ, ミュージカル, 映画, 飛行機 Blacken Darkin
『キャッツ』はミュージカル好きになったきっかけの作品なので思い入れが強い。これを滅茶苦茶にした奴らの上にはシャンデリアを落としてやりたい。記事「映画『キャッツ』せっかくいいところも...
記事を読む
「ラパチーニの娘」(ホーソーン 1844 『毒薬ミステリ傑作選』収録)も「毒の園」(ソログープ 1908 『書物の王国5 植物』収録)も、有毒植物を研究するマッド・サイエン...
オールド上海ジャズバンドのCD『上海ローズ』を買ったのは、もう二年ほど前になるが、今でも時々聴く。 1920年~30年代の上海黄金時代のトラディショナルジャズ...
私にウケたら5人にウケたのと同じ価値があると云われたことがあるくらい滅多に笑わない私がゲラゲラ笑った映画『フォービデン・ゾーン』(1980) のカラー映像がYouTubeに...
諸君、 ━━イツト IT いつと と、三通りに書いた旗が、七月の風に飜 つてゐる。觀音劇場だ。 と川端康成の『浅草紅団』(1930)に書かれている。これは映画のタイト...
大正十五年(1926)に江戸川乱歩が神戸の横溝正史を訪ね、二人で深夜の元町通を歩いたことについて、『ハイカラ神戸幻視行 紀行篇 夢の名残り』(西秋生 神戸新聞総合出版センタ...
「20世紀号ただいま出発」(久保田二郎 マガジンハウス)は堀内誠一デザインの表紙がもう素晴らしい。1920~30年代アメリカについての幅広い話題について書いてある面白い本だ...
テレビ映画『フランケンシュタイン』(2004)はセットやロケ場所が素晴らしい。廃城とか山とか森とか、原作のピクチャレスクと呼ばれるものが表現されている。雨や雷のシーンも激しい。原作...
Libby Holman バズ・ラーマン監督の『華麗なるギャツビー』で、ジョージ・ガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」が使われていた。そのジョージ・ガーシュウィンの音楽ア...
『フィッツジェラルドの手紙 愛と挫折の生涯から』(荒地出版社)に載っているフィッツジェラルドが編集者に宛てた手紙に、『グレート・ギャツビー』の終わりの文について書いてある。...
メールアドレスが公開されることはありません。
名前
メール
サイト
新しいコメントをメールで通知
新しい投稿をメールで受け取る