主に19世紀末から20世紀前半、デカダンス、幻想怪奇、空想科学の文学、美術、映画等について
2013/9/30 2014/8/18 映画
『空中レヴュー時代』(1934)は『キング・コング』(1933)と同じくメリアン・C・クーパー監督作品だ。飛行機の特撮が共通している。
歌は少しあるがミュージカルと云えるほどでもない。ストーリーも特に面白いわけではない。見所は初めてコンビを組んだフレッド・アステアとジンジャー・ロジャースの「キャリオカ」と飛行機の翼に踊子が乗ったレビューだ。
空中レヴューを思いついた人はすごい。かなりクレイジーだ。
1930年代, アメリカ, ミュージカル, 映画, 飛行機 Blacken Darkin
私はエドガー・アラン・ポオの熱心な読者とは云えない。だが、幅広い分野において私の好みの作品に影響を与えているので、読まないわけにいくまい。 「楕円形の肖像」( ポオ 1842...
記事を読む
浅草公園の魅力を伝えるために、千個の事実よりも空想の中に生まれた異常な物語の方が便利というのが堀辰雄の短篇「水族館」だ。昭和五年(1930)刊の『モダンTOKIO円舞曲』に...
何もしなくてもかっこいい人はそのままでいいかもしれないが、そうでなければかっこいい人の真似をしなくてはならない。1930年代から40年代の映画が お手本になりそうだが、ジャンルによ...
オリヴァー・パーカー監督『アーネスト式プロポーズ』を見た。原作はオスカー・ワイルドで『真面目が肝心』(角川文庫)、『嘘から出た誠』(岩波文庫)という題名の邦訳がある。Ernest(...
ティム・バートン監督の映画で好きな作品もあるが、ここ数年は大人になってしまって狂った感じのないつまらない映画ばかりなので観ていなかった。最近、『フランケンシュタイン』に凝っ...
『ドリアン・グレイ 美しき肖像』(マッシモ・ダラマーノ監督 1970)のDVDはそのうち買おうと思っていたらいつの間にかネット上では高値になってしまって、普通の値段では全然...
ティント・ブラス監督『サロン・キティ』を知ったのはブルータスのカルトムービー特集で須永朝彦が紹介していた記事だった。以前はなかなかレンタル屋にはなく、DVDを買って見たのだ...
1975年発行の婦人画報創刊70周年記念 ファッションと風俗の70年に映画のレトロ・モードについて書かれている。『俺たちに明日はない』(アーサー・ペン監督 1967)を契機としてか...
顔が美しく、表情や振舞いや発言がかわいらしい女性は実在する。というのも『グレート・ギャツビー』(フィッツジェラルド)のデイジーの魅力が分からない、中身がないカラッポだという...
『令嬢クリスティナ』(ミルチャ・エリアーデ 作品社)の帯に「巨匠エリアーデが描いた妖しくもエロティックな吸血鬼伝説」とあるが、明らかな吸血シーンがあるわけではない。著者がル...
メールアドレスが公開されることはありません。
名前
メール
サイト
新しいコメントをメールで通知
新しい投稿をメールで受け取る