洋書の『フランケンシュタイン』のバーニー・ライトソンの挿絵とスティーヴン・キングの序文付きがあるんだけど、これさー、以前はそれほど高くなかったんだよね。私は基本的には紙の本の方が好きだけど、電子書籍の方が単語を調べるのが楽だろうと思ってkindle版を買った。するとイラストの解像度が低かった。その後、紙の本が高くなってしまって、紙の本を買っておけばよかったなーと思っている。
関連記事
「幻影の都市」 室生犀星 大正の浅草の不思議な女の正体は
『浅草紅団』(川端康成)などで読んだ浅草は、現代の私から見ると幻影の都市のように感じる。では当時の感覚ではどうか。「幻影の都市」(室生犀星)という小説がある。上京後の貧窮放...
戦争をやりたくてやりたくてたまらない奴ら
(引用元 冊子 | 公益財団法人 明るい選挙推進協会) 今日は昼間から怒りがフツフツと沸き上がっている。本屋で「ちょっと読んでみまセンキョ?」という、棄権しないで投票しましょうと...
「楕円形の肖像」(ポオ)は『ドリアン・グレイの肖像』のルーツか?
私はエドガー・アラン・ポオの熱心な読者とは云えない。だが、幅広い分野において私の好みの作品に影響を与えているので、読まないわけにいくまい。 「楕円形の肖像」( ポオ 1842...
ケン・ラッセル監督死去
ケン・ラッセル監督が11月27日午後、亡くなった。享年84歳。 ご冥福をお祈りします。 《関連記事》 とうとう見つけた ケン・ラッセル演出のオペラ『ファウスト』...
Maison Margiela(メゾン・マルジェラ)REPLICA ウィスパー イン ザ ライブラリー ゆっくりと時間が流れる図書館を想起させる香り
Maison Margiela(メゾン・マルジェラ)REPLICA ウィスパー イン ザ ライブラリーは名前を見たときから気になっていた。ワックスで磨かれた美しい書棚、なつかしい本...
『最速でおしゃれに見せる方法』で一番参考になったのは肌着の色
シャツの下には何も着ないのがエレガント、『或る夜の出来事』のクラーク・ゲーブルを気取って肌着を着ずにシャツを着ていたら、気に入っていたシャツにシミができてしまった。すぐ洗うようにし...
恐怖までもアムール フランスの恐怖演劇グラン=ギニョル
1897年、モンマルトルの丘のふもとに、グラン=ギニョル座という劇場が生まれた。人々は身の毛もよだつようなスリルを求めて、夜な夜なその劇場につめかけた。そこで上演されていた...
「スターニスラワ・ダスプの遺言」 H・H・エーヴェルス 伯爵の愛するアバズレ妻の最後
「スターニスラワ・ダスプの遺言」(H・H・エーヴェルス)は、歌姫に惚れ込んだ伯爵の話らしいとどこかで読み、『カルパチアの城』や『トリルビー』のようなものを想像した。ところが...
『上海ホテル』 『グランド・ホテル』の著者ヴィッキー・バウムの上海小説
『グランド・ホテル』の原作者ヴィッキー・バウムの『上海ホテル』なる小説があることは、オールド上海に凝っていた時期、記事「ウェルカム上海電影院 オールド上海が舞台の映画・ドラ...