「 アメリカ 」一覧
フランク・キャプラが二度映画化 浮浪者が淑女に変身 『一日だけの淑女』と『ポケット一杯の幸福』
デイモン・ラニアン作品集『ブロードウェイの出来事』の帯の寺山修司のコメントに「往年のワイルダーやキャプラにも似た」とあるが、実際にフランク・キャプラ監督で映画化された短篇が...
ジャズ・エイジのブロードウェイ デイモン・ラニアンのスタイル
先日、地元の古本市でユリイカ1981年12月号 特集・ガーシュイン を買った。それに載っている「ガーシュインとジャズ時代の文学」(加島祥造)にガーシュインの「ラプソディ・イ...
『アスピリン・エイジ』 アメリカの自己批判
二つの大戦の間のアメリカの様々な事件について書かれた『アスピリン・エイジ』という本がある。1920年代、30年代のアメリカは熱病に冒されたようにさまよった時代で、すべてを癒...
体型に合ったコートのサイズは
年も明けて、今更コートを買う話でもないだろうと思ったが、冬物が安くなってきているので、これから買う人もいるかもしれない。私が過去の記事「コートを買ってボタン付け替えて」に書...
『さかしま』(ユイスマンス)の挿絵画家アーサー・ザイデンバーグによる人体素描入門
『虚栄の市』(サッカリー)や『フランケンシュタイン』(メアリ・シェリー)の関連本ばかり読んでいたら、フランス成分が足りないなと感じ、『さかしま』(ユイスマンス)を読んだ。そ...
『新・フランケンシュタイン』(原題”Frankenstein: Day of the Beast”)
テレビ映画『フランケンシュタイン』(2004)が予想外によかったので、『新・フランケンシュタイン』(2011)も見てみた。パッケージには「霧が立ち込めるある冬の日。この日は...
『シザーハンズ』 ティム・バートンのフランケンシュタイン
ティム・バートン監督の映画で好きな作品もあるが、ここ数年は大人になってしまって狂った感じのないつまらない映画ばかりなので観ていなかった。最近、『フランケンシュタイン』に凝っ...
「死体蘇生者 ハーバート・ウェスト」 H・P・ラヴクラフト
Damon Knight(1942) スチュアート・ゴードン監督『死霊のしたたり』(1985)の原作はH・P・ラヴクラフトの短篇小説で、フランケンシュタインもののアンソロジーに収...
『死霊のしたたり』 目がイッちゃってる屍体蘇生者
のヘッダー画像に人物が九人並んでいて、誰が誰だかほぼ分かるのに真中のメガネ一人だけ知らなかった。調べてスチュアート・ゴードン監督『死霊のしたたり』(1985)の人物だと分...
『ヤング・フランケンシュタイン』と30~40年代の歌と踊り
メル・ブルックス監督、ジーン・ワイルダー主演の『ヤング・フランケンシュタイン』(1974)は派手なことをやっている訳ではないのに、どこか可笑しい。しょうもないオチでくだらな...