主に19世紀末から20世紀前半、デカダンス、幻想怪奇、空想科学の文学、美術、映画等について
2009/4/12 2017/3/12 本
しばらく出歩いていなかったので久しぶりに鎌倉に来た。旅というほどではなく、遠足だ。KIBIYAベーカリーのスコーンが好物で、鎌倉に来ると必ず買う。桜スコーンなるものがあった。
鎌倉には何度も来ているが知らない古本屋もあり、下調べして来た。まず公文堂書店へ。古い本が多くてトキメいた。『ワイルド全詩』を840円で入手(自慢)。貼り紙に偽りなしだった。
本 Blacken Darkin
朝日文庫の『魔都』(久生十蘭)は久世光彦が解説を書いている。私が持っている文庫本は教養文庫と創元推理文庫で、朝日文庫は手元にないが、久世光彦の解説は『悪い夢 私の好きな作家...
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ミュージカル『グランド・ホテル』のブロードウェイのオリジナルも宝塚月組初演も観ていないが、再演の映像を見た。映画にはない改変が色々あり、私は映画の方が好きだと思った。 原作は...
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著者本人のヘタウマな挿絵が入っている『機械探偵クリク・ロボット』(カミ ハヤカワ・ミステリ)には、五つの館がある広い庭園が舞台の殺人事件、盗難事件、意外な犯人の「五つの館の...
Herbert Draper 「Lamia」(1909) 蛇と云えば、蛇女ゴーゴン、メリュジーヌ伝説、キーツの「レイミア」、中国の『白蛇伝』、道成寺の安珍・清姫伝説、上田秋成『雨...
『フランケンシュタインのライヴァルたち』(ハヤカワ文庫)という本をAmazonで買ったのだが、その商品説明にこうあった。 強めの日焼がありますので、マニアの方のみご利用く...
『うつつゆめもどき=毒舌いろは加留多』(塚本邦雄 創元社)を読んでいたら、驚くべき万年筆の使い方が載っていた。 私の万年筆の使い方は、もし万年筆評論家がいたとしたら(いる...
パリ、クリニャンクールの蚤の市の古本屋で『L'ÈVE FUTURE』(『未來のイヴ』 ヴィリエ・ド・リラダン)のペーパーバックを見つけたが、表紙がいまいちで、そのときは買わなかった...
中野区の中央図書館では月はじめの開館日に本のリサイクルをやっている。開館前から行列が出来ていて、よっぽど暇なんだねーと思うが私もよく行く。滅多にないが、時々買ってでも欲しい本がポコ...
吸血鬼伝説の残るトランシルヴァニアのカルパチア山中の古城が舞台の『カルパチアの城』(ジュール・ヴェルヌ 1892)の三年後に『吸血鬼ドラキュラ』(ブラム・ストーカー)が出版...
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