過去に縁のあった本屋の影響で、私は本にカバーをかけるときはただひっかけるだけではなく、下の画像のように本より少し大きめに折ってカパッとかぶせる方式にしている。こうすると運んだり読んだりしても、カバーがはずれることがない。
この方式の本屋の方が少数派なのは分かっているので、普通の本屋にそこまでは求めない。元々少し大きめのカバーなら問題ないが、近所の店は本とカバーの幅をぴっちり同じに折ってひっかけるだけなので、紙だけもらって自分でかけることにしている。
文庫本を買い、いつものように紙だけもらって自分でカバーをかけたところ、何かがおかしい。本屋のブックカバーには大抵、下の画像のように折る目印が文庫用と新書用、二つ付いている。
それが一律で新書の場所で折ってあるらしい。新書にかければ丁度よいが、文庫本にかけると上下の幅がズレて、表の柄も文字もズレて非常にかっこ悪い。紙を取り替えてもらって自分で折ったので、上の画像では折り目が二つ付いている。
横着してズレたブックカバーをかけて何とも思わないとは、美意識のない本屋だ。
《追記》
ネット通販のもったいない本舗のチラシの裏がブックカバーになっていて、そちらに載っているかけ方の説明がカパッとかぶせる方式になっている。紀伊國屋書店ですら、ただ折るだけなのに。
(2017年5月4日)