フランスの画家が描いたドリアン・グレイの肖像

戌年だから犬の絵が多くツイートされているのを見て、思い出して昔の記事「犬猫姉妹」を復刻した。この絵について調べていて、たまたま見かけてかっこよいと思った絵がある。フランスの画家ジャック=エミール・ブランシュ(1861-1942)の”Portrait of Louis Metman and Poodle”(1888)だ。

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ジャック=エミール・ブランシュマルセル・プルーストロベール・ド・モンテスキューの肖像画も描いている。絵を色々見ていたら、”Le Portrait de Dorian Gray”なるものがあった。そんなアホなと思ったが、『ドリアン・グレイの肖像』にインスパイアされて描いたものらしい。よく見ると”Sir Coleridge Kennard or « Le Portrait de Dorian Gray »”(1904)となっていて、おそらく実在の人物がモデルなのだろう。オスカー・ワイルドはこの絵を見ることなく亡くなっている。

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