私がオペラ座に行ったとき、残念なことに夏休みで見学できなかった。上は私が何気なく撮ったのだが、偶然にも下の画像と同じ像が写っていた。下は『オペラ座の怪人』や昔のパリのついての本で見かける画像だ。気づいたときは驚いた。
関連記事
パン(牧羊神、半獣神)の美術館
パンについて調べるとかなり古くからの歴史があり、バッカスの従者サテュロスとともにファウヌスと同一視されたりしていて単純ではないが、淫欲の象徴である点は大抵の本に書いてある。体の一部...
呼び醒まされた記憶 巴里のメトロで『珊瑚集』(永井荷風 岩波文庫)を読んだ
記事「Paris 2010」を書いたことで、そのときに持って行った文庫本の記憶が呼び醒まされた。タイトルは憶えていない。おぼろげな記憶から永井荷風、詩、薄いという手がかりで捜索し、...
「蜜のあはれ」 室生犀星 おぢさまと金魚
写真素材BIZUTART PHOTOGRAPH 「蜜のあはれ」(室生犀星 1959)を読んだ。小説家のをぢさまと蠱惑的な金魚の少女のやりとりが中心の、会話のみの小説だ。をぢさまの...
『輪舞』マックス・オフュルス監督(1950) 1900年ウィーンで回る回る恋模様
『輪舞』(マックス・オフュルス監督 1950)は好きで何度か見ているが、どうも感想が書きづらくて記事にしていなかった。人物やあらすじを書いても意味がない気がする。記事「夜想...
『ティコ・ムーン』 パリに似た未来の月面都市が舞台のフランスSF
『ティコ・ムーン』(エンキ・ビラル監督 1997)を久しぶりに見た。最初はよく分からない映画だと思ったが、好きか嫌いかと云えば好きだ。上は前売券の半券で、パンフレットも内容...
シェリ・エルアールのコケットでファンタスティクなイリュストレ
ブログ 有翼人の研究でラヴェンナの怪物について調べていて、『アラマタ図像館1「怪物」』 を見ていたら、古いフランスの雑誌のきれいな挿絵が載っていた。上のは本に載っているもの...
ラップ通りの集合住宅の中
二年以上前に『図説 アール・ヌーヴォー建築』(橋本文隆 河出書房新社)の表紙でこの建物を知った。強烈なインパクトだったが、全く別世界の存在で、実物を見たいとすら思ってはいな...
『メリエスの素晴らしき映画魔術』 二十年がかりで修復された百十年前のカラー映画
以前から興味あった19世紀末と最近凝っている20世紀をつなぐものがありそうで『メリエスの素晴らしき映画魔術』を見たのだが、話が21世紀まで飛ぶとは予想外だった。ほぼ映画関係...
KISS ポール・スタンレーの『オペラ座の怪人』
『オペラ座の怪人』について色々書いたが、これを忘れていた。ポール・スタンレーってあのポール・スタンレー? という感じだが、このポール・スタンレーだ。 YouTubeで...
Paraboot(パラブーツ)の定番シャンボードの編み上げブーツ版 ボーリュー
腕時計の物欲は収まったがブーツ欲が来てるね。記事「RED WING(レッドウィング)OLD OUTDOOR 193Os SPORT BOOT インディ・ジョーンズ風だが完コピではな...



