『パリところどころ』をレンタル屋で探していて、店員に聞いたら検索して「タイトルがパリから始まるものはありません」と云いやがった。探しているものがないのは仕方ないが、「は?」という感じだ。『巴里のアメリカ人』や『パリ・ストーリー』とかその他諸々実際にあるのだからパリから始まるものがないなんて馬鹿な話はないのだが、『パリところどころ』はない可能性が高いし、脱力したのでそれ以上粘らなかったけど。
関連記事
ドラキュラやオペラ座の怪人はジュール・ヴェルヌと関係あるか?
私は記事「『カルパチアの城』 ジュール・ヴェルヌ 死んだはずの歌姫の声の正体は?」に、以下のように書いた。 吸血鬼伝説の残るトランシルヴァニアのカルパチア山中の古城が舞台...
『オペラ座の怪人』 原作小説 翻訳各種 どれがいい?
『オペラ座の怪人』の原作はまとまりのある話ではない。創元推理文庫(三輪秀彦訳)で読んだのはかなり前なのであまり覚えていない。 再読するなら別のにしようと思い、早川文庫...
『シラノ・ド・ベルジュラック』と『冒険者たち』 ガキっぽくていいんじゃない?
フランスの男は洗練された大人っぽいイメージもあるが、意外と純情というかガキっぽいのだろうか。『シラノ・ド・ベルジュラック』(ジャン=ポール・ラプノー監督 ジェラール・ドパル...
エロティックな紳士を目指してジャック・ニコルソンの目つきをできるようになりたいと思ったが簡単ではない
長い間、記事「夜の名言集1 『さかしま』(ユイスマンス)第一章より」に引用した言葉のごとく孤独の快適さを感じてきたが、もっと人間にフォーカスしてもよいのではないかという気がしてきた...
『死都ブリュージュ』ローデンバック 死別した妻そっくりの女と出会った男の心理と行動は・・・
『死都ブリュージュ』(ローデンバック 1892 岩波文庫)を読んだ。重版のときに、予備知識はなかったが表紙の絵とあらすじに惹かれて買ってあった。上の画像の人物は著者であって...
大波をバックにダンシン! シンギン!
スマイレージはリアルタイムでは全然興味なかった。2011年は地震でアイドルどころじゃなかった。最近ちょっとハロプロを見るようになって「夢見る 15歳」がよくカバーされていて、例えば...
カラーの『フォービデン・ゾーン』
私にウケたら5人にウケたのと同じ価値があると云われたことがあるくらい滅多に笑わない私がゲラゲラ笑った映画『フォービデン・ゾーン』(1980) のカラー映像がYouTubeに...
奇術師フーディーニのロボット映画『神秘の達人』
《「ロボット」という言葉ができる前のロボット》 ハリー・フーディーニは拘束されたまま箱に閉じ込められたり水中に投げ込まれたりして、そこから脱出する術で有名な奇術師だ。1874...
「モテたければ外見をよくしろ」と書いてある『星の王子さま』関連本
『もてる! 『星の王子さま』効果』(晴香葉子 講談社+α新書)のタイトルを見て、またくだらない本が出ているなと思った。だが、サン=テグジュペリは実際モテたので、もしかしたら...