岡田斗司夫の「ブレードランナー2049がやっぱりつまらなかったので理由と対策を考えてみるネタバレ有りSP」という動画を見た。『ブレードランナー2049』(ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督 2017)を面白くするには下記の要素を入れてハッピーエンドにしちゃえと云っている。前作についてのエピソードを知っていると笑ってしまう。
1.ライアン・ゴズリングのモノローグ
2.バンゲリスの音楽
3.ラストはジョイと2人でスピナー
私は面白い物語を作りたいと思って色々研究した。そして気づいた。面白い物語はチェイスと謎解きが交互にはさまっているのだ。『ブレードランナー2049』は謎解きばっかりでチェイスが全然できていない。
Kとラヴの追いつ追われつのチェイス、骨の争奪戦を序盤から入れて、追いつかれコテンパンにやられるK、ジョイの機転でなんとか危機脱出、レプリカントの反乱軍は戦いが終わってからわらわら出てくるんじゃなくて絶体絶命のKを救いにババーンと出てきて団体戦をやれば燃え上がるんだけどなあ。
『ブレードランナー2049』はいまいち盛り上がらなかったと云いつつ二回観たし、関連本を買っているし、複数回記事にしている。なんだかんだ云っても気になって語りたくなるパワーはあるのだろう。もしかして、実はこの映画好きなのかも。
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