ビデオでは『カンターヴィル・ゴースト』だが、かなり前にテレビで流れたときは『カンタヴィル家の亡霊』だった。私は子供の頃、これをビデオに録ったものを何度も見ていて、また見てみたいと思っていたが、今日見つけた。オスカー・ワイルドの原作は少し大人っぽい感じがあるが、このテレビ映画は主人公が子供(アリッサ・ミラノ)で、子供が見ても楽しめるようになっている。呪われた男と呪いを解く少女の話は『美女と野獣』の系譜だろう。継母が出てくるし、昔話っぽい。
関連記事
『ドリアン・グレイ 美しき肖像』 スウィンギン・ロンドンでデカダンでエロス
『ドリアン・グレイ 美しき肖像』(マッシモ・ダラマーノ監督 1970)のDVDはそのうち買おうと思っていたらいつの間にかネット上では高値になってしまって、普通の値段では全然...
イギリス軍ガスマスクバッグ MK VII 今度は本当にインディ・ジョーンズ・バッグ
探すつもりは全然なく、本当にたまたま見つけたね。多分ミリタリーにこだわりのある店だったらもっと高かったのだろうけど、普通のチェーン店の古着屋だったから安かったよ。インディ・ジョーン...
『さかしま』のユイスマンスの理想はボヘミアンになることだった
『超読書体験』(コリン・ウィルソン 学研M文庫)に『さかしま』(ユイスマンス 1884)についての章があり、ユイスマンスが今なお少数の熱心なファンに支持される「カルト的な人...
『艶容萬年若衆』 三上於菟吉 和製ドリアン・グレイの肖像
『艶容萬年若衆』(三上於菟吉)は、『ドリアン・グレイの肖像』(オスカー・ワイルド)を元禄の怪異談に翻案したものだ。いつの作品か、はっきりは分からないが、収録されている現代大...
ペーパー・オペラ『ニーベルンゲンの指環』 神々も英雄もままならぬ
『ニーベルンゲンの指環』(リヒャルト・ワーグナー作 アーサー・ラッカム絵 新書館)四巻セットには挿絵が多い。ラッカムの絵は曲線が綺麗だ。「ラインの黄金」のみ寺山修司訳で、こ...
「蠟人」横溝正史の人形小説 エログロ和製女ピグマリオン
大正十五年(1926)に江戸川乱歩が神戸の横溝正史を訪ね、二人で深夜の元町通を歩いたことについて、『ハイカラ神戸幻視行 紀行篇 夢の名残り』(西秋生 神戸新聞総合出版センタ...
『ブレードランナー ファイナル・カット』で復習してから『ブレードランナー2049』を観ると際立つお仕事感
ずっと前に買った『ブレードランナー クロニクル』のDVDは持っていたが、せっかくだから『ブレードランナー ファイナル・カット』のブルーレイを買って、見た。鮮明で美しい映像で...
『ヒューゴの不思議な発明』 マーティン・スコセッシ監督 映画をめぐる少年少女の冒険
マーティン・スコセッシ監督の『ヒューゴの不思議な発明』は最高の映画ではないかもしれないが、作品世界が最高に私の好みの映画だ。1930年代、パリ、時計、歯車、機械人形、奇術、...
『メリエスの素晴らしき映画魔術』 二十年がかりで修復された百十年前のカラー映画
以前から興味あった19世紀末と最近凝っている20世紀をつなぐものがありそうで『メリエスの素晴らしき映画魔術』を見たのだが、話が21世紀まで飛ぶとは予想外だった。ほぼ映画関係...


