セピア色 バレリーナのアンティーク写真集と人形のポストカード集

セピア色の舞姫たち 人形たちの楽園

左の本は見ての通り図書館の本だ。シティ出版のセピアシリーズは、何故か杉並区図書館にも中野区図書館にも『セピア色の舞姫たち』しかない。バレリーナのアンティーク写真が載っている。このシリーズは高くなっている。ブックオフでひょっこり出会うのを期待するか。西荻図書館に借りに行った。滅多に行かないし住宅街にあり、いつも迷う。

図書館に向かう途中、象のあしで右のポストカード集『人形たちの楽園』を見つけた。19世紀末から20世紀初頭、フランスではベル・エポックと呼ばれる時代はアンティーク・ドールの黄金期であり、絵はがきの黄金期とも重なる。少女と人形のポストカードが収録されている。本やネットで色々見ているが、まだまだ見たことのない写真がある。シリーズもので全10巻の予定だったようだが、2巻以降出た形跡がない。象のあしは古本屋の名前で、キノコノクニヤ書店とか猫の手書店とかの一味だ。

19世紀末から20世紀初頭、カラーフィルムが発明される前に存在した、モノクロ写真に着色した彩色写真についてのウェブサイト
彩色写真館

《追記》
本文に「このシリーズは高くなっている」とあるが、『セピア色の舞姫たち』はAmazonでも日本の古本屋でもヤフオクでも検索してもヒットしない。『セピア色の人形たち』が高くなっている。『セピア色の少女たち』『セピア色の恋人たち』は手に入りやすい。私が持っているのもこれら二冊だ。
(2015年12月27日)

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