ガーシュウィンの曲でダンシングな映画

踊らん哉 フレッド・アステア 1937 Shall_We_Dance_poster

時代設定が1920年代から30年代の映画ばかり見ていた時期にジョージ・ガーシュウィンの伝記映画『アメリカ交響楽』(1945)を見てからしばらく経つが、またガーシュウィン聴こうかと思い、フレッド・アステア主演の『踊らん哉』(1937)とジーン・ケリー主演の『巴里のアメリカ人』(1951)を見た。

どちらもストーリーは別にたいしたことない。凄いダンスは小さな画面で見ても凄いことが判る。そして、これらを今見られるというのも、映画の発明の素晴らしいところだ。映画は9割がゴミなのだが、久しぶりに映画っていいものだなと感じた。

『巴里のアメリカ人』も廉価版を持っていたのだが、ブルーレイがDVDより安くなっていたので買ってしまった。ジーン・ケリーについてのドキュメンタリーも入っている。ニコニコ動画で「こんなに笑顔が素敵なのに性格鬼なんだよな」というコメントを見たことあるが、性格が悪いという意味ではなく、完璧主義で厳しかったらしい。が、下の動画のときは子供相手で、優しかったらしい。

『巴里のアメリカ人』は過去に何度か見たが、オスカー・レヴァントについては知らなかった。普通に馴染んでいたので、普通の俳優だと思っていた。実際にジョージ・ガーシュウィンの友人で、『アメリカ交響楽』に本人役で出ていたのを知ったのは最近だ。フレッド・アステアジンジャー・ロジャースのコンビ再結成『ブロードウェイのバークレー夫妻』(1949)にも出ている。

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