『ユゴーの不思議な発明』(ブライアン・ゼルズニック アスペクト)の映画館の場面に出てくるアニメ「夜の時計店」というのが気になって探してみたらYouTubeにあった。原題は”The Clock Store”(1931)、1929年から始まったシリー・シンフォニーというシリーズのうちのひとつだ。
ウォルト・ディズニー・カンパニー製作で、人間がいないところでモノが動き出す『トイ・ストーリー』のような発想は昔からあったようだ。
楽しいわー、これ。壁掛けの振り子時計に鳩時計、目覚まし時計、懐中時計、腕時計は記事「クリスマスイヴに届いた機械式時計 かなり贅沢な気分に浸れる大人のおもちゃ」のようなトノー型、からくり時計、置時計、柱時計たちが音楽に合わせて踊ったりボクシングしたりする。
『ユゴーの不思議な発明』でユゴーがイザベルと一緒に忍び込んだ映画館で観て、きっと父さんもこの映画が気に入るにちがいないと思ったのがこれなのだ。