自由が丘に来ている。ガイドを見るとどんなおしゃれな街かと思ったが、駅前は大塚と変わらないし、路地に入ると江古田と変わらないごちゃごちゃした普通の街だ。
少し前に気になっていた橘外男の「妖花イレーネ」が収録されている『青白き裸女群像・他』(桃源社)を買いに文生堂に行った。行ったことはないが即売会か古本市かで名前だけは聞いたことがあった。ネット検索で見つけて、帯はないが箱入り初版にしては安かった。解説は澁澤龍彦。安かったついでに日本人の吸血鬼小説アンソロジー『血と薔薇のエクスタシー』(幻想文学出版局)も買った。あとは東京書房とブックオフをまわった。
以前、100円均一で国枝史郎の『神州纐纈城』が売っていたが、最近本を買うのを控えているので買わなかったが、買っておけばよかった。