猫のリングホルダーの片割れ

記事「大江戸骨董市で見つけた猫のブロンズ像」に書いた猫のオブジェ、尻尾に指輪を引っかけておくリングホルダーと同じフォルムのものをヤフオクでたまたま見かけ、運命的なものを感じ、落札した。

私が2011年に買ったものは、いつの時代、どこの国のものなのか全然分らず、骨董屋主人もブロンズですねー、こんなの見たことないと云うばかりだった。今回落札したものも、出品者によると製造地や年代は不明、アメリカ・ドイツ・イギリス等で購入したもので、真鍮とのことだ。

二体は左右対称になっている。顔が少し違うが、個体差だろう。同じメーカーと思われる。だが、材質が違うとはどういうことだろう。

猫 リングホルダー

落札した方はゴールドに輝いている。出品者が磨いたとのことだ。せっかくだから私のも磨いてみた。すると、中からゴールドの地肌が出てきた。これは磨き続ければ両方同じ感じになりそうで、材質が違うわけではなさそうだ。

猫 リングホルダー 磨いている途中

ちょっと磨けばきれいになるというレベルではなく、何時間も、何日もかかりそうだ。こんなことになるとは思わなかった。まだらになってしまっているので、ここで止めるわけにはいかない。これだけ錆が付くとは、結構な年月が経っているのだろう。

私が持っていたものは真黒で、この侘びさびというか錆なのだが、この感じも好きだった。だが、ゴールドの双子の猫も、それはそれで楽しいかもしれない。

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