近くを通ったことはあるはずなのに興味がなかったから目に入っていなかったが、丁度いいことにオーディオショップがあることに気付いた。
記事「SANSUI(サンスイ)SMC-300BT レトロな外観の真空管ハイブリッドアンプBluetooth機能搭載CDステレオシステム」のミニコンポのスピーカーケーブルを探しに行ってみた。
私はオーディオに関してはまったくの素人で全然知識がない。店員さんにおすすめを聞いてみた。好みによるとのことだったので柔らかい感じにしたいと伝えると、ナノテックシステムズSP#79SVかortofon Reference SPK-REDを薦められた。ZONOTONE 6NSP-1500 Meisterははっきりくっきりとのこと。その場で即決はせず、検討することにした。
説明を読むとどちらもよさそうだ。ナノテックシステムズのがチタンを高純度銅に微量添加とか金,銀をナノサイズまで微細化し、スクワランオイルに高濃度分散させたコロイド液を導体表面に塗布とか、何か凄そうだし、評判もいいのでこちらにしようとした。が、Amazonに1件だけ辛口レビューがある。その人の他のレビューを見てみると、ゴッサム(Gotham)スピーカーケーブル SPK 2 x 2.5mmを褒めている。そのレビューを信じてゴッサムにしてみた。名前もかっこいいしスイスメイドだし。
音的にはくせのない色付けを感じない音とのことで、何事もシンプル・イズ・ベストな私はそういうのでいい。実際、交換すると音がすっきりした。私は色々聴き比べしたわけでもなく、これがいいのか、他に自分の好みの音があるのか、はっきり分からない。インパクトが弱くなったような気がした。
インシュレーターもピンキリだが、柔らかい感じにするなら木だろうということで安くてよさそうなのを選んだ。
説明や設置方法が書かれているPDFをくれる親切なショップだ。こうして少しづつ沼に嵌っていくのだろう。
インシュレーターを設置すると低音が弱くなった気がしたので、コンポの方で低音強調のボタンを押した。まあこんなものかなーという印象だったが、聴き続けていると、あれ? 何かいいかも、という瞬間が来た。静かなジャズの響きがいい感じに聴こえてきた。スピーカーやケーブルのエイジングで音が変わるというし、しばらくこれで使ってみよう。
あとはスピーカー交換も検討したいが、このスピーカーも悪いものではないはずだ。再生機器をスマホではなくウォークマンにして、無料のSpotifyをプレミアムにすればもっとよくなるのだろう。今のままでも十分いいんだけどね。