主に19世紀末から20世紀前半、デカダンス、幻想怪奇、空想科学の文学、美術、映画等について
2013/9/30 2014/8/18 映画
『空中レヴュー時代』(1934)は『キング・コング』(1933)と同じくメリアン・C・クーパー監督作品だ。飛行機の特撮が共通している。
歌は少しあるがミュージカルと云えるほどでもない。ストーリーも特に面白いわけではない。見所は初めてコンビを組んだフレッド・アステアとジンジャー・ロジャースの「キャリオカ」と飛行機の翼に踊子が乗ったレビューだ。
空中レヴューを思いついた人はすごい。かなりクレイジーだ。
1930年代, アメリカ, ミュージカル, 映画, 飛行機 Blacken Darkin
「デイ・ドリーム・ビリーバー」はいい曲だし、私も好きだ。忌野清志郎の訳詞もいい。たまにはこういう歌を聴いて感傷に浸るのも悪いことではない。だが、彼女がいなくなってしまった歌を延々と...
記事を読む
ロシア文学の展示まで中止になっているそうで、それはやり過ぎではないだろうか。太平洋戦争時にもアメリカは日本研究をやっていたのに日本は敵性言語はまかりならんとシャットアウトし...
週刊文春の記事「沢尻エリカが「別に~」事件の真相を打ち明けた!」に、騒動の直後に沢尻エリカから直接話を聞いたという友人の発言が載っている。これを読んで私は感動した。内容は、日本の映...
16世紀イタリアで生まれたオペラはアンハッピーエンド、ハッピーエンドのオペレッタは19世紀フランスで生まれた。これがアメリカでミュージカルになってゆく、丁度その過渡期のオペ...
『ブライド』(フランク・ロッダム監督)は怪奇映画リメイクの1985年の映画、フランケンシュタインが美女の人造人間を造る話というので、どんなB級映画かと思ったら、予想以上に本...
『たそがれの維納(ウィーン)』(ヴィリ・フォルスト監督 1934)にアドルフ・ヴォールブリュック(アントン・ウォルブルック)演ずるデカダンな画家が出てくる。仮面とマフのみしか身に付...
ミュージカル『グランド・ホテル』のブロードウェイのオリジナルも宝塚月組初演も観ていないが、再演の映像を見た。映画にはない改変が色々あり、私は映画の方が好きだと思った。 原作は...
『浅草紅団』(川端康成 昭和五(1930)年)で描かれ、実際にブームになったカジノ・フォリーは、『如何なる星の下に』(高見順 昭和十五(1940)年)では劇場だった水族館が...
手塚治虫が映画的に好きなのはマルセル・カルネ監督『天井棧敷の人々』で、感覚的に好きなのはマイケル・パウエル、エメリック・プレスバーガー監督『ホフマン物語』だと『漫画の奥義』...
『虚栄の市』(サッカリー)や『フランケンシュタイン』(メアリ・シェリー)の関連本ばかり読んでいたら、フランス成分が足りないなと感じ、『さかしま』(ユイスマンス)を読んだ。そ...
メールアドレスが公開されることはありません。
名前
メール
サイト
新しいコメントをメールで通知
新しい投稿をメールで受け取る