主に19世紀末から20世紀前半、デカダンス、幻想怪奇、空想科学の文学、美術、映画等について
2009/4/12 2017/3/12 本
しばらく出歩いていなかったので久しぶりに鎌倉に来た。旅というほどではなく、遠足だ。KIBIYAベーカリーのスコーンが好物で、鎌倉に来ると必ず買う。桜スコーンなるものがあった。
鎌倉には何度も来ているが知らない古本屋もあり、下調べして来た。まず公文堂書店へ。古い本が多くてトキメいた。『ワイルド全詩』を840円で入手(自慢)。貼り紙に偽りなしだった。
本 Blacken Darkin
「ラパチーニの娘」(ホーソーン 1844 『毒薬ミステリ傑作選』収録)も「毒の園」(ソログープ 1908 『書物の王国5 植物』収録)も、有毒植物を研究するマッド・サイエン...
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当ブログは腕時計専門というわけではない。だが、どうもここのところあまり本を読んでいなかった。段々頭が悪くなってきている気がする。齢のせいかスマホのせいか放射能汚染のせいか判...
吸血鬼伝説の残るトランシルヴァニアのカルパチア山中の古城が舞台の『カルパチアの城』(ジュール・ヴェルヌ 1892)の三年後に『吸血鬼ドラキュラ』(ブラム・ストーカー)が出版...
(引用元 「中原淳一展」歌劇学校 - 梅田経済新聞) 川端康成が書いたことになっている『歌劇学校』という小説がある。昭和三十六年(1961)のポプラ社版は古本市やネットで見たこと...
『幻想書誌学序説』(村上博美 青弓社)を読んでいたら、創元推理文庫の『吸血鬼ドラキュラ』(ブラム・ストーカー 平井呈一訳)について書いてあり、私は二種類持っているので現物を確認して...
『虚栄の市』(サッカリー)や『フランケンシュタイン』(メアリ・シェリー)の関連本ばかり読んでいたら、フランス成分が足りないなと感じ、『さかしま』(ユイスマンス)を読んだ。そ...
諸君、 ━━イツト IT いつと と、三通りに書いた旗が、七月の風に飜 つてゐる。觀音劇場だ。 と川端康成の『浅草紅団』(1930)に書かれている。これは映画のタイト...
「モボ・モガの時代 東京1920年代」(平凡出版社)は写真も文章も詰まっていて、読みながら何度も「へぇーっ」と声に出してしまった。興味ある話題は色々あるのだが、最近の記事、...
村松梢風の『魔都』は上海関連の本には必ずと云ってよいほど出てきて、読んでみたいが単行本は全然出回ってなく、復刻版でさえ高額で、全然読む機会がなかったが、国立国会図書館デジタ...
『海底二万里』(ジュール・ヴェルヌ)のネモ船長は科学、文学、美術、音楽と様々な分野に造詣が深く、金持ちで引きこもり生活ができているという一見うらやましい御身分だが、暗い陰を...
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