「 1930年代 」一覧

『空中レヴュー時代』 飛んでいる飛行機の翼の上でダンシング

『空中レヴュー時代』 飛んでいる飛行機の翼の上でダンシング

『空中レヴュー時代』(1934)は『キング・コング』(1933)と同じくメリアン・C・クーパー監督作品だ。飛行機の特撮が共通している。 歌は少しあるがミュージカルと云...

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『キング・コング』に影響を与えた猿たち

『キング・コング』に影響を与えた猿たち

『図像探偵 眼で解く推理博覧会』(荒俣宏 光文社文庫)に、ポオはオランを知らなかった説なるものが載っている。博物学の本のオランウータンの絵には幼獣や愛らしいものが多いことと、小説中...

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「20世紀号ただいま出発」 久保田二郎

「20世紀号ただいま出発」 久保田二郎

「20世紀号ただいま出発」(久保田二郎 マガジンハウス)は堀内誠一デザインの表紙がもう素晴らしい。1920~30年代アメリカについての幅広い話題について書いてある面白い本だ...

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『悪魔スヴェンガリ』と原作『トリルビー』

『悪魔スヴェンガリ』と原作『トリルビー』

映画『ダンシング・レディ』(1933)でダンサー役のフレッド・アステアが相方の女性に、自分のことを「スヴェンガリ」だと云っていた。「コンビで人気なのも俺のおかげなんだぞ」という程度...

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映画 人形 魔術的なるもの

映画 人形 魔術的なるもの

映画の内容についてではなく、映画そのものに闇があり、神秘的なところがある。映画のルーツは奇術であり、映画は演劇ではなく写真に近い。フィッツジェラルド、江戸川乱歩、川端康成、...

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『がんばれ、リアム』 失業者がファシストになった末に

『がんばれ、リアム』 失業者がファシストになった末に

『がんばれ、リアム』(スティーヴン・フリアーズ監督 2000)というタイトルとポスターを見て、かわいい子供のほのぼのした映画だと思っていたら痛い目に遭うと、公開されたときに...

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『キング・コング』に似たガリヴァーの挿絵

『キング・コング』に似たガリヴァーの挿絵

種村季弘の「キング・コングの図像学」(季刊映画宝庫創刊号キング・コング特集、『夢の覗き箱』(北宋社)収録)には映画『キング・コング』(1933)に影響を与えた絵について書いてあって...

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1930年のカラー音楽映画 ”King of Jazz”

1930年のカラー音楽映画 ”King of Jazz”

1945年のジョージ・ガーシュウィンの伝記映画『アメリカ交響楽』がモノクロなのに、1930年の映画でカラーで特撮って凄くなーい?と興奮した。 調べてみるとピアノを弾い...

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『キング・コング』 女を追っかけまわして大暴れして散った巨大猿

『キング・コング』 女を追っかけまわして大暴れして散った巨大猿

乱暴に云ってしまえば、『オペラ座の怪人』も『キング・コング』も同じ話だ。過去の記事に『ファウスト』も『オペラ座の怪人』も『ジキル博士とハイド氏』も欲望、特殊能力や変身、失敗...

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フィッツジェラルドの短篇「新緑」で歌われる歌は

フィッツジェラルドの短篇「新緑」で歌われる歌は

Libby Holman バズ・ラーマン監督の『華麗なるギャツビー』で、ジョージ・ガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」が使われていた。そのジョージ・ガーシュウィンの音楽ア...

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