「 映画 」一覧
『ぼくのエリ 200歳の少女』
トーマス・アルフレッドソン監督『ぼくのエリ 200歳の少女』を観た。原作『モールス』は読んでいない。あまり予備知識なく観たので、私自身エリ役が少女なのか、少年が少女役を演じ...
『フットライト・パレード』 1930年代の豪華レビュー映画
最近すっかりミュージカル専門になってきている今日この頃、『フットライト・パレード』(1933)を見た。ショウの場面の振付けと演出はバズビー・バークレイ、監督は『四十二番街』...
『悪魔のはらわた』と『処女の生血』 ウド・キアー ダブル・フィーチャー
ポール・モリセイ監督の『悪魔のはらわた』と『処女の生血』を見た。それぞれフランケンシュタインとドラキュラのパロディで、かなりくだらなくて下品なのだがひとひねりあり、出演者は...
『アメリアと天使』 ケン・ラッセルの初期短篇
ケン・ラッセル・フィルムブックで存在を知って、見たいと思っていたが見る機会がなかった初期の短篇『アメリアと天使』(1957)がYouTubeにあった。他にも短篇があったが、...
欲望、特殊能力や変身、失敗 サイレント三国めぐり
1920年代のサイレント映画、フランス『オペラ座の怪人』、ドイツ『ファウスト』、イギリス『ジキル博士とハイド氏』を見た(オペラ座とジキルの製作国はアメリカ)。気の狂いそうな...
『ルートヴィヒ【完全復元版】』(ルキノ・ヴィスコンティ) DVDで再び
DVDを持っていたが長いのでなかなか見る気にならなかったルキノ・ヴィスコンティ監督の『ルートヴィヒ【完全復元版】』を、連休だったので見た。DVDは手書き風字幕なところがよい...
『ティコ・ムーン』 パリに似た未来の月面都市が舞台のフランスSF
『ティコ・ムーン』(エンキ・ビラル監督 1997)を久しぶりに見た。最初はよく分からない映画だと思ったが、好きか嫌いかと云えば好きだ。上は前売券の半券で、パンフレットも内容...
『紅の豚』 ジブリファンじゃないがこれには泣かされた
私は熱烈なアンチ・ジブリというほどではないが、期待していた『もののけ姫』が説教臭くてがっかりしてから、「ジブリファン」なるものに対して、へーよかったねーという醒めた感じだ。...
パリのブックオフとムーラン・ルージュ
パリのブックオフに行った。日本の本があって、店員も日本人だ。パリ在住の日本人には便利そうだ。観光客がわざわざ行く必要もないだろうと思えるが、私のめあてはその向かいの洋書やD...