「 美術 」一覧
ヘレン・ブラッドレイ 20世紀初頭イギリスの小さな町の暮しの絵
”Evening on the Promenade” ヘレン・ブラッドレイ(Helen Bradley 1900-1979)は、60歳になってから絵を描き始めた。ときどき孫たちに...
20年代パリのモダーンな人々の絵
記事「『華麗なるギャツビー』にも出てきた1920年代ダンディズムな絵 ライエンデッカー(レインデッカー)」に「”The Great Gatsby”のペーパーバックの表紙の絵について...
メドゥーサの美 『肉体と死と悪魔―ロマンティック・アゴニー』(マリオ・プラーツ)より
マリオ・プラーツは『肉体と死と悪魔―ロマンティック・アゴニー』(国書刊行会)で、ゲーテ、シェリーからボードレール、キーツ、タッソ、バルベー・ドールヴィイなどの例を挙げながら書いてい...
『モンパルナスの灯』 恋と病と貧困と モディリアーニの晩年
ジャック・ベッケル監督、ジェラール・フィリップ主演の『モンパルナスの灯』(1958)は主にパリで活動したイタリア人画家モディリアーニの伝記映画だ。見ていて、これはモンマルト...
バルビエ・コネクスィオン
『優美と幻想のイラストレーター ジョルジュ・バルビエ』(解説・監修 海野弘 PIE)の解説に出てくる人物たちが興味深い。ジョルジュ・バルビエ自身に秘密や謎が多いため曖昧な書...
シェリ・エルアールのコケットでファンタスティクなイリュストレ
ブログ 有翼人の研究でラヴェンナの怪物について調べていて、『アラマタ図像館1「怪物」』 を見ていたら、古いフランスの雑誌のきれいな挿絵が載っていた。上のは本に載っているもの...
ウミガメか リクガメか
『さかしま』(ユイスマンス)の第四章に出てくる亀の甲羅に黄金の鎧を着せ、宝石を象眼するという狂ったエピソードを最初に読んだときは、何となくリクガメを想像していた。だが、原書のペーパ...