読書室ポワロは薄暗い空間に一目でアンティークだと分かる調度品が並び、座り心地のよい椅子で思わず長居してしまうカフェだったが、入った瞬間、本棚に置いてあるレトロなスピーカーに目を惹かれた。SANSUIと書いてある。私は知らないメーカーだったが、後で調べてみた。
新生SANSUIはなぜ“レトロデザイン”を採用する? その狙いを担当者に聞いた
これだ。発売から年数が経っていて中古しかない。それほど高いものではなかったようだ。やっぱり欲しくなる、秀逸なデザインだよな。
(引用元:SMS-800BT)
後継機がある。これもいいね。それほど前のものではないのに全然出回っていない。
(引用元:SMS-820BT)
山水電気はかつて名門と呼ばれたオーディオメーカーだったが没落し、別の会社によりブランドのみが残っていた。そのブランドも今は生産終了している。ミニコンポはわずかながら流通している。
(引用元:(引用元:SMC-300BT)
音に関して高評価なレビューが多い。開発ストーリーを読むと真面目に作られたものであることが分かる。
サンスイ 真空管ハイブリッドアンプ搭載ステレオ開発ストーリー
約二万円で買えた時期もあったようだが、値上がりしてしまっている。Amazonや楽天は転売屋なのか高すぎる。
Joshin webショップなら29,800 円 (税込) 送料無料。このデザインは永く付き合えそうだ。失われたブランドというロマンもある。今買わなければ手に入らない。買っておこう。
長い間、音楽はパソコン、ヘッドフォンで聴くことが多く、Bluetoothスピーカーは小さいもので何の不満もなかったが、真空管アンプは柔らかい音で、流しておくのによい。これで自分の部屋で名曲喫茶気分だな。
アナログ音源にこだわったという真空管搭載コンポ。まさに腕時計やカメラのレトロ趣味の延長線上にある。
オーディオも沼にはまると怖い世界だろうけど、スピーカーケーブルの交換くらいはやりたい。