記事「ORIENT(オリエント)のアロー針のレトロなダイバーズ風 NEO70’s ARROW」に追記したORIENT(オリエント)キングダイバー ウィークリーオートの復刻が届いた。
オリジナルについて
(引用元:WEEKLY AUTO ORIENT KING DIVER T19410)
復刻について
「ORIENT」70年の歩みの中で愛された2モデルを復刻
オリジナルと復刻の比較画像が載っているクロノス日本版からの転載記事
70周年記念復刻モデル KING DIVER/キングダイバー
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着けてみた感じは思ったよりデカかった。ケース幅43.8mmで、このくらいの時計も持っているが、このキングダイバーはガラス面が広いので、さらに大きく感じる。まあ、なにしろキングだから。オリジナルも当時にしては大きかった。ラグがすらっとしていてラグ幅20mmなのでゴツすぎる感じはない。
ダイアルはそれほど深みのある黒ではないが、うっすらサンレイが出る。針が2面のダイヤモンドカットで、片方が鏡面、片方がサテンになっている。これはオリエントスターにも見られる。インデックスはキラキラしていていい感じだ。
いまいちな点は弓カンとラグの間に隙間があることだ。暗いところで見れば気にならないが、明るいところだと自分の腕が透けて見える。だが、オリジナルの画像を見ると同じように隙間があるようだ。こんなところまで似せなくてもいいのに。ブレスは薄めだ。
これはオリジナルと比べないと気付かないが、“WEEKLY AUTO ORIENT”の文字がバーインデックスの内周からはみ出ているのがちょっと美意識が足りないんじゃないかなと思う。三時位置の小さいドットもないよりはあった方がよかった。ブレスの装飾の幅もオリジナルの方がバランスがよいと思うが、その辺は比べなければ問題ない範囲だ。
完全ではないがおおむね満足だ。
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NEO70’s ARROWと比べると、さすがにある程度の高級感はある。だが、意外にも風防とブレスの厚みはNEO70’sの方が上なのだ。そこがエプソンになる前との違いなのだろうか。
ORIENTのデカくてゴツいコンビ、王と船長。やっぱり黒白シルバー好きだな。小さい時計が好きだが、たまにはこういうガツンと男らしいのも着けたくなる。
《追記》
ステンレスブレスのサイズをゆるめにするかぴったりにするかは好みによる。私はできればぴったりめの方がよいが、手首を90°曲げられるくらいの余裕は欲しい。このキングダイバーはブレスのコマの縦幅が短く、丁度良いフィット感に調整できているので、それほど重みを感じない。
キングダイバーに慣れると他のダイバーズウォッチが小さく感じる。
(2020年3月27日)
オリジナルに近いデザインのステンレスブレスも非常にかっこよく、特に不満はないが、こういうこともやってみたくなる。
(2020年4月10日)
オリジナルに近いデザインのステンレスブレスも非常にかっこよく、特に不満はないが、こういうこともやってみたくなる。
記事「アロー針のレトロなダイバーズウォッチにトロピックタイプのベルトを合わせたい」のときに買ってあったTROPIC風、いいね、似合っている。
(2020年4月27日)
キングダイバーに似ているLONGINES(ロンジン)レジェンドダイバーをはじめ、ミラネーゼブレスのダイバーズウォッチは割とある。
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こういうのもどうかなと思い、Amazonに安いのがあったのでやってみた。
ブレスに厚みがあり、正面から見るとなかなかいい感じではないでしょうか。
五千円クラスでもスライド式なので、こちらはDバックルになっているのがよい。ただ、レビューにある通り異常に長く、横から見ると不自然で不格好だ。
そして、これまたレビューにある通り、金具が外れ、時計が落下した。幸い室内だったのでダメージは少なかったが、これはちょっと怖くて普段使いできない。少しゆるめにして、金具の留める部分をラジオペンチで曲げて、移動中は外し、時々チェックしながら様子を見る。
(2020年5月2日)
これも着せ替えが楽しい時計なので、記事「SEIKO メカニカル SARB033 プアマンズグランドセイコーと揶揄されながらも国内外で高評価」の追記と同様に画像を作ってみた。パズルみたいでなかなか難しい。
(2020年5月4日)
《関連記事》
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ORIENT(オリエント)のCaptain(キャプテン)というかっこよすぎるダイバーズクロノ
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