理想の傘を求めたその後

その後、と云ってももう半年ほど前になるが、理想の傘を求めて東京上野のTokyo nobleに行った。国産の傘で、色や持ち手をカスタマイズできるというので、好みにできれば買ってしまおうという勢いだった。秋葉原と御徒町のちょうど中間くらいで、本当にあるのだろうかと不安を感じながら歩いていくと、高架下に小さな店が並んでいるエリアに着いた。

Tokyo noble(東京ノーブル)

Webサイトは女性向けに見えるが特に女性向けと決まっているわけではなく、黒の傘で木の持ち手の男性ものにカスタマイズできる。きちんとした傘で修理もしてもらえる。実際に開いてみると大きすぎず、かなり悪くないと思ったが、買わなかった。ポリエステル100%とのことだがナイロンのようにテカテカして見えることと、露先が短いことと、金具がキンキラキンであることが私の好みとは違った。

Tokyo noble(引用元:ことりっぷ)

そして結局、先ほど、ついにイギリスのメーカーの傘を注文してしまった。俗語でいうところの「ポチッと」というやつだ。普通の感覚なら傘一本一万円でも高く感じるだろう。上を見ればきりがないが、あまりにも理想の傘がなさすぎて一万円前後でいいのがあれば高くないと感じるようになった。でもさすがに一万五千円以上は出したくない。迷った末、私は選択した・・・・・・

ところで、前の記事「『最速でおしゃれに見せる方法』で一番参考になったのは肌着の色」に書いた『最速でおしゃれに見せる方法』MB 扶桑社)にも傘について書いてあって、フォックスの傘なのはいいが、その折りたたみ傘って、いやいやそれは全然おしゃれじゃないでしょう。利便性を求めて折りたたみ傘を持ち歩くという選択はあってもいいと思う。だが、折りたたみ傘では待ち合わせや信号待ちのときにステッキのように地面に突くことができないではないか。そんな傘、嫌だ。

《過去の記事》
16本の骨の傘
理想の傘がなかなかない
理想の傘がなかなかない理由

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