主に19世紀末から20世紀前半、デカダンス、幻想怪奇、空想科学の文学、美術、映画等について
2013/5/12 2018/4/11 映画
『グランド・ホテル』(エドマンド・グールディング監督 1932)の翌年に作られたパロディ、18分の短篇”Nothing Ever Happens”が『グランド・ホテル』のDVD、BDの特典に日本語字幕付きで収録されている。くだらないパロディではあるが、結構凝っている。キャストはそっくりさんのモノマネで、特に速記者のジョーン・クロフォード役は本人と見間違えた。芝居はライオネル・バリモア役がそっくりで笑える。突然始まるラインダンスが衝撃的だった。やはりレヴュー流行りの時代だったのだろう。
1930年代, アメリカ, ミュージカル, 映画 Blacken Darkin
先日見た『ラヴ・パレード』のジャネット・マクドナルドが美しかったので、彼女が出演している『桑港』(1936)を見た。1906年のサンフランシスコ大地震を背景としたメロドラマ...
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「「尖端的だわね。」――『浅草紅団』の〈目〉」(高山宏 文学7,8月号 特集・浅草と文学)によると、『浅草紅団』(川端康成)はピクチャレス文学だそうだ。イギリスやフランスを...
”The Great Gatsby”の表紙を色々見ていると、この絵も時々見かける。これも見覚えあるが車の色が違うなと思った。ジョルジュ・バルビエの作品であることをたまたま知った。 ...
映画館へはめっきり行かなくなった。先月は宝塚、月蝕歌劇団を二日連続で観に行ったりしたが。今度、イメージフォーラムでフランス映画の特集があり、これは行きたい。ジョアンナ・シムカスが出...
ゴリラの発見は1847年。つい最近だ。そこからどのように『キング・コング』につながっていったのかを調べようと思い、『世界動物発見史』(ヘルヴェルト・ヴェント 平凡社)を読んだ。かな...
『がんばれ、リアム』(スティーヴン・フリアーズ監督 2000)というタイトルとポスターを見て、かわいい子供のほのぼのした映画だと思っていたら痛い目に遭うと、公開されたときに...
Android woman (Galaxy, September, 1954, illustration) お手伝いロボットがご主人様に恋する。ありがちなストーリーだと感じられる...
映画が発明された頃は、汽車がこちらに向かって走ってくる映像を見て観客が逃げたというが、『アバター』の3D映像はそれ以上に衝撃的なのではないだろうか。過去の3D映像にあったほ...
浅草公園の魅力を伝えるために、千個の事実よりも空想の中に生まれた異常な物語の方が便利というのが堀辰雄の短篇「水族館」だ。昭和五年(1930)刊の『モダンTOKIO円舞曲』に...
過去の記事「『キング・コング』に影響を与えた猿たち」で「モルグ街の殺人」の挿絵を色々見て、それらと『キング・コング』(1933)を結ぶ期間の映画について興味を抱き、探してみたところ...
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