『不思議の国のアリス』のサイレント映画のDVDがある。クラシック映画は好きだし、色々なクリーチャーが出てくるというので面白そうだとは思ったが、予想以上にすごかった。1915年版(52分)は目や口が動く着ぐるみが出てくる、のんびりした映画だ。1903年版(8分)は1915年版で省略されていた気ちがいティー・パーティーが描かれているのと、トランプの人が小さいのが面白い。
関連記事
岡村君の死に至る芸術 「金色の死」 谷崎潤一郎
『一九三四年冬━乱歩』(久世光彦)の本文に『さかしま』を高く評価している部分があり、『さかしま』と比べると谷崎潤一郎の「金色の死」もかなわないとある。かなわないとしても比較されるく...
『プレステージ』(クリストファー・ノーラン監督)に興味を持ったのはデヴィッド・ボウイがニコラ・テスラ役をやっているからだった
クリストファー・ノーラン監督『プレステージ』を見た。メラメラの復讐合戦と男女のドロドロで、トリックを一度見ただけで完全には理解していないが楽しめた。衣裳がヴィクトリアンで素晴らしい...
『世界殺人公社』 ベル・エポックのヨーロッパを股に掛けた殺し屋たちの殺し合いコメディ
『世界殺人公社』(ベイジル・ディアデン監督 1969)はスパイ映画ではないが、60年代スパイ映画のムードがあるコメディだ。同じく1969年の『女王陛下の007』でジェームズ...
SAARISERKA(サーリセルカ)の取り扱い商品と商品説明が凄い
『フランケンフッカー』が見たいんだけど高値になっていて普通の値段ものが全然ない。楽天で探してみたら日本語字幕のない北米版はあった。その下に何故か『アンドロイド・バスターズ』という映...
『メアリーの総て』 18歳の女性が如何にして『フランケンシュタイン』を著したか
『フランケンシュタイン』の著者メアリー・シェリーの伝記映画『メアリーの総て』(ハイファ・アル=マンスール監督 2017)を観るにあたり、予備知識として『フランケンシュタイン...
ポケモンか? 19世紀イギリスのグロテスクな新生物
アラマタ図像館(荒俣宏 小学館文庫)は十年前の本で、あまり本屋に置いていないが品切なわけではない。全部揃えてもいいような気がするが、まずは「怪物」を買った。珍妙な絵がたくさ...
BELSTAFF(ベルスタッフ)じゃないワックスコットン モーターサイクルジャケット
「Barbour(バブアー)じゃないオイルドジャケット」という記事も書いたが、それと似たパターン。 レザージャケットに凝っていたときにADDICT CLOTHES(アディクト...
ロマン派の嫡子、ギャツビー
私は基本的にフランス贔屓、怪奇なイギリスもドイツロマン派も好きだが、今はアメリカの『グレート・ギャツビー』に凝っている。『『グレート・ギャツビー』の読み方』(野間正二 創元...
夜想8 亡命者たちのハリウッド
夜想の興味ある特集を見つけたら大体買うようにしているが、「亡命者たちのハリウッド」は多分古本屋で現物を見たことがないような気がする。ネット通販で表紙も内容も知らず、タイトル...
欲望、特殊能力や変身、失敗 サイレント三国めぐり
1920年代のサイレント映画、フランス『オペラ座の怪人』、ドイツ『ファウスト』、イギリス『ジキル博士とハイド氏』を見た(オペラ座とジキルの製作国はアメリカ)。気の狂いそうな...