異物が封じ込められた鉱物とか水槽の中の美女とか、何か好きだ。その延長線上か、上がドーム状になっている円筒のガラスのかぶせ物に何となく憧れがあった。記事「レトロスペース・坂会館 札幌ディープ・ノスタルジー」に書いた坂会館に、このガラスケースに入った着せ替え人形が何体か並んでいた。
何という名前で何に使うための道具なのか、よく分からなかった。調べてみるとガラスドームというものだった。『美女と野獣』で薔薇にかぶせてある。『美女と野獣』のは側面が曲線で、上部に飾りがある。
植物のディスプレイで大きいものをたまに見かける。もう少し小さいものがあれば欲しいと思っていて、それを今日見つけた。アンティークショップのご主人に聞いたところ、大きいものは置時計のケースであることが多く、小さいものはおもちゃか小物か何かのケースとのことだ。これはアジアの市場でガラスだけで売られていたそうだ。植民地だったので西洋アンティークがあるらしい。ガラスは古いものだが、木の台はガラスに合わせて作ってもらったものらしい。
後から気付いたが、結構普通に売られている。だが、私のは直径約8cm、高さ約12cmと絶妙なサイズで、実物を見てピンと来たものなので気に入っている。下記の記事に「ちょっとしたモノでもこのガラスドームを被せるだけで、おしゃれなディスプレイに変身させてしまうんです」とあるが、まさにその通り。
被せるだけでお店のようなインテリアが叶う！「ガラスドーム」のある風景
色々入れてみたくなるねー。また役に立たない物を買ってしまった。
