『海底二万里』の約70年前と約125年後のノーチラス号

『海底二万里』ジュール・ヴェルヌ)で、自作の機械についてマニアックなまでの説明をするところが『未來のイヴ』ヴィリエ・ド・リラダン)を連想させる。直接影響関係があるかどうかは分からないが、フランス人は機械好きなのだろう。

ノーチラス号 ロバート・フルトン

ロバート・フルトンが1800年に設計したノーチラス号見取り図。名前が同じことから、ヴェルヌの構想に影響を与えたと推定されている。

ロバート・フルトン – Wikipedia

パリにはノーチラス号のようなメトロの駅、アール・ゼ・メティエがある。1994年、隣接する国立工芸院の創設200周年を記念して施されたものらしい。潜水艦の丸い窓、リベット打ち、歯車があり、かっこいい。ベルギーのBD(バンド・デシネ フランス等のコミック)作家シュイッテンがデザインした。

アール・ゼ・メティエ パリ 地下鉄

アール・ゼ・メティエ駅 – Wikipedia

タイトルに「約」とついているのは連載(1869~70)、単行本第一部(1869)、単行本第二部(1870)、挿絵入り大型本(1871)と時期が違うからです。

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