空飛ぶ車のモデル

インディ・ジョーンズのシリーズをまとめて見ていて、わざわざ見るほどでもない内容の映画だな、だがかっこいいと思っていたら、三作目の「最後の聖戦」がやけに面白くて収穫だった。

世界中を飛び回って悪の組織と戦う、一作ごとに違うヒロイン、格闘、爆発、危機一発(誤字ではなくわざとです)と、これは007なんだなと気づいた。だからインディの父親役はショーン・コネリーなのか。

007の原作者イアン・フレミング『チキチキバンバン』の原作者でもある。空飛ぶ車チキチキバンバンにはモデルがあるそうだ。

チキチキバンバン ルイ・ズボロウスキー伯爵

「Chitty Chitty Bang Bang」という車は、1920年代初頭の英国にて、当時の有名なレースカーとして実在していた。大富豪で洒落者のレーサーとして知られたルイ・ズボロウスキー伯爵(Count Louis Zborowski 1895-1924)が、旧型メルセデスのシャーシに航空機用の大出力エンジンを積んで作らせた特注の改造車で、当時のレース界で派手に活躍したことで知られている。この逸話を踏まえ、自動車好きでもあるフレミングが題材にしたものである。 (ウィキペディアより引用)

インディ・ジョーンズも車に時代の雰囲気が出ている。さすが、ジョージ・ルーカスは本物のスピード狂だけある。

《追記》
『チキチキバンバン』のパンフレットによると、上記の「航空機用の大出力エンジン」とは飛行船ツェッペリン号用のマイバッハ(ベンツの前身の一会社)の航空エンジンとのことだ。(2016年1月3日)

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