札幌の地下歩行空間で開催される古本イベントはいくつかあるが、私が一番掘り出し物が多いと思っているのは一般社団法人北海道ブックシェアリングが開催している「北海道の読書環境を考えるパネル展&古書バザー」だ。文庫と新書は全部100円で、探してもなかなか見つからない本がポコッと見つかることがしばしばある。
昨日は、最近の記事「『エクス・マキナ』 囚われの機械美女の知能が人間に近づいたら、どんな欲望を持つのか」に引用したSFマガジン 2007年2月号 SFにおける人間とロボットの愛の歴史(山本弘)に書かれていて、読んでみたいけど古本の相場が安くなかった『わがセクソイド』(眉村卓 角川文庫)を見つけた。
以下は過去に見つけたもの。今、調べるとそれほど高値のものはないようだが、古本屋であまり見かけない本を安く買えてよかった。
『谷内六郎展覧会』(谷内六郎 新潮文庫)
珍しい本ではないが、1冊100円で一気に全部揃ったのは嬉しい。
『血の季節』(小泉喜美子 文春文庫)
見つけたとき、おっと思ったが、復刊しているようだ。出版社のみなさーん、『ダイナマイト円舞曲』も復刊してください。