ギュスターヴ・モロー美術館へ行ったときの話 デジャ・ヴュの反対は

ギュスターヴ・モロー 妖精とグリフィン

ギュスターヴ・モロー美術館で「妖精とグリフィン」を見て、なんと美しい肌色であることよ、と思った。

これは見たことのない絵だと思った。だが、入り口の売店で図録を見ていて思い出した。本で見たことがある。実物の印象が強烈で、初めて見る絵だと思ったのだ。妖精がかぶっている草の冠が細かく描き込まれているのは本では分からない。それからまた四階に戻り、また見た。この経験だけでもギュスターヴ・モロー美術館に行った甲斐があった。

こんな写真ではなく思い切り接写してくればよかった。失敗した。写真を見て分かる通り、これは窓際だ。大抵の美術館は暗めだが、ここは大きな窓があって明るかった。フラッシュを使わなければ写真を撮ってもよいのだ。

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