「 1950年代 」一覧
ハイレゾ対応ではないミニコンポでも再生機器と音源が変われば音が変わった
昔は普通の古本屋だったけどいつの間に音楽専門になってCDやレコードを大量に置くようになった店があるのを思い出して、行ってみた。客が結構入っているんだよね。やっぱり特化していると強い...
理想の傘がなかなかない 1950~70年代篇
太田黒元雄の名前を知る前に、太田黒公園の方を先に知り、行ったことがあった。たしかピアノのある建物があったように記憶しているが、古本屋でクラシック音楽やオペラについての本で太...
ヴィスコンティの『夏の嵐』と原作が同じ『ティント・ブラス 秘蜜』
ペーパームーン「ヴィスコンティ ルードウィッヒ・神々の黄昏」で海野弘は『地獄に堕ちた勇者ども』(ルキノ・ヴィスコンティ監督 1969)が多くの映画に影を落としていると書いている。ナ...
『快楽』マックス・オフュルス監督(1952) モーパッサン原作の快楽にまつわる三つの物語
私は記事「『輪舞』マックス・オフュルス監督(1950) 1900年ウィーンで回る回る恋模様」に、好きで何度か見ているが、どうも感想が書きづらくて記事にしていなかったこと、人...
『たそがれの女心』マックス・オフュルス監督(1953) 美しいだけの浅墓な女のせいで決闘沙汰に
『たそがれの女心』(マックス・オフュルス監督 1953)はダニエル・ダリュー演じるマダムが浪費癖による負債のため、夫からの贈り物であるハート型のダイヤのイヤリングを売りに出...
『輪舞』マックス・オフュルス監督(1950) 1900年ウィーンで回る回る恋模様
『輪舞』(マックス・オフュルス監督 1950)は好きで何度か見ているが、どうも感想が書きづらくて記事にしていなかった。人物やあらすじを書いても意味がない気がする。記事「夜想...
『恋の手ほどき』 結婚は目的じゃなくて偶然の結果なの
『恋の手ほどき』(ヴィンセント・ミネリ監督 1958)は、記事「ガーシュウィンの曲でダンシングな映画」に書いた『巴里のアメリカ人』のレスリー・キャロン、記事「『忘れじの面影...
夜想8 亡命者たちのハリウッド
夜想の興味ある特集を見つけたら大体買うようにしているが、「亡命者たちのハリウッド」は多分古本屋で現物を見たことがないような気がする。ネット通販で表紙も内容も知らず、タイトル...
『ローマの休日』 王女と新聞記者は性交したのかしてないのか論争
最近、ちょっとしたきっかけがあって『ローマの休日』(ウィリアム・ワイラー監督 1953)を見た。かなり昔に一度見たが、ほとんど忘れていた。改めて見たら、これ本当に面白いですね。女子...
『チャーリング・クロス街84番地』 ニューヨークの古本好きとロンドンの古書店 二十年にわたる文通
『チャリング・クロス街84番地―書物を愛する人のための本』(ヘレーン・ハンフ 中公文庫)の存在は知っていたが「書物を愛する人」というのがわざとらしく感じ、手に取るまでには至...