記事「インディ・ジョーンズ レザージャケット Wested Leather フライトジャケット、ライダースジャケット、テーラードジャケットのいいとこ取り」でレザージャケットを買ったらそれに合うバッグも欲しくなり記事「チェコ軍ガスマスクバッグ インディ・ジョーンズ風だが完コピではない」を書いた。あとはブーツだな。
インディ・ジョーンズのブーツはALDEN(オールデン)なんだけど、いい値段する。
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似た感じのでいいのないかなと探してみるとあるものだね。AliExpressにオマージュブーツ?があった。これ買ってもいいんだけど、数々の腕時計ベルトを買ってきた経験からすると、画像通りのものが送られてくるとは限らない、サイズ交換が面倒そう、履いて歩くものだからよく分からない中華ブーツよりはちゃんとした靴ブランドの方が足にいいだろうというわけで買わなかった。
New handmade boots men’s leather Derby shoes mens dress boots Oxford Goodyear-Welted Vintage
もうちょっと探してみたら1940年代のパターンから再現されたWOLVERINE(ウルヴァリン)1000マイルブーツというのがあった。私は聞いたことなかったが、歴史あるブランドらしい。これもいいんだけどね、私は雪道も歩きたいからレザーソールよりはラバーソールの方がいいんだよな。
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RED WING(レッドウィング)のOLD OUTDOOR 193Os SPORT BOOTを見て、おっ、これいいんじゃない?と思った。インディ・ジョーンズのブーツと似た感じのを探すと1930~40年代というワードにぶつかるとは面白い。商品説明に色々と蘊蓄が書いてあって、レトロ趣味の私はかなり興味惹かれた。
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これとは別に古着屋でParaboot(パラブーツ)の似た感じのを見かけ、かなり心惹かれた。ドレッシーな雰囲気で革の色、質感のヴィンテージ感があふれ出ていた。ほぼParabootに決定していたのだが、RED WINGの方を動画で見ると画像と違って滅茶苦茶かっこよい。どちらにしようか、かなり迷ったが、新品を買って育てる方に心が動いた。
というわけでRED WING 8076に決定! 初RED WINGだね。“Japan Only”だそうで、地の利を活かした。すらっとしていてかっこいい。それほど興味なかったのにインディジャケットから入るという珍しいパターン。インディ・ジョーンズ風だが完コピではない。
正直、作りは荒い。ワークブーツだし、まあ、こんなものなのかね。夜に外をうろついてみた。まだまだ馴染んでいない。
こちらの動画は私が買ったものとは違うベックマン フラットボックスだが、193Os SPORT BOOTも先芯が入っていないフラットボックス仕様なので、似た感じのつま先が沈むエイジングが期待できる。楽しみだ。
黒も欲しいなー、同じモデルの黒にしようか、ブラックスミスの黒にしようか。革の種類も色々あって、沼にハマると大変そうな世界だな。
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仕事終わり、用事もないのにほっつき歩き、一日履いて少しはシワが出てきた。
柔らかいつま先。
通販で買ったんだけど、RED WINGは大きめに作られているから普段のスニーカーのサイズより小さめをおすすめすると書いてあったからその通りにした。そうすると私の場合は小さく感じた。一応指は動かせるし、つま先に少し余裕はあるがジャストすぎる感じ。座っているときは不自然な感じはしない。歩くとつま先や足の裏に、あ、歩きやすいと感じる瞬間はあるが、甲が圧迫される感じも消えない。これ失敗したかなと思ったんだけど、馴染んだら丁度よくなるのだろうか。まだ判らない。
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《追記》
やっぱりRED WINGは痛いものなんだね。「レッドウィング 痛い」で検索すると出てくる出てくる、小指、くるぶし、かかと、甲・・・・・・ 私は靴擦れはないからまだマシな方だ。対処法にミンクオイルを塗るというのがあるが、私は革が当たって痛いというよりは多分甲に金具が当たってるんだよね。それに私の8076はオイル少なめの革で、元々そういう風に作られているということであまりオイルを足しすぎないようにし、ゆっくりエイジングさせたい。履く前にプレメンテでクリームは塗った。
サイズ感に関するブログ記事を読んでいると、タイトめで正解、数か月後に丁度よくなるとのこと。私のサイズもこれでよかったのか。靴ひも緩めでなるべく履き続け、なるべく足を動かしていたら段々フィットしてきたような気がする。
レトロなデザイン、スポーティーでありエレガントでもあるところは私の腕時計の好みとも通づるものがある。
(2021年1月6日)
平面を歩くときの足の痛みはほぼなくなった。雪道の凸凹はたまに痛い。
数日前にプレメンテしたばかりだが、手を洗ったときのちょっとした水滴や雪道を歩いて濡れたときのシミが濃いのが気になった。ミンクオイルを塗ってもいいような気もするが、またオイル分少なめのクリームにしておいた。それでも磨く前と後では色、光沢が違う。
ピカピカに輝く感じではなく落ち着いている。いいね! 安いものでもないが、買って終わりではない、なかなか楽しい趣味だ。
(2021年1月7日)
大分馴染んできただろうか。まだ朝は寒くて革が硬くて痛い。購入前、ネットショップの画像を見たときはただの茶色であまり面白くないかと思ったが、実物はいい色だ。思った以上に気に入った。これから色が濃くなって光沢が増すもの楽しみだし、靴ひもを替えてみたいという願望も出てきた。
結構長く履いているような気がするが、まだ一週間程度だ。本当はローテーションした方がよいのだろうけど履きたくなる。ブラックも買えば嫌でもローテーションすることになるだろう。
(2021年1月13日)
数日前、しわが深くなってきたのでそこに重点的にクリームを塗り、ブーツの内側にも塗るというのをやってみた。するとかなり柔らかくなり、足の指の動く範囲も広くなった。もう全然痛くない。まだ二週間しか経っていないのに、ほぼ毎日履いていたので早かった。普通にローテーションしていたら一か月から数か月という妥当な期間になっただろう。
ジャストサイズを履いていれば馴染んで丁度よくなるというのは本当だった。靴屋のサイトにはよくRED WINGは大きめに作られていると書かれている。でもUSサイズしか書かれていないならともかく、0.5cm単位でセンチメートル表記されているのにこれはおかしいんじゃないか。多分、足の実寸の数字を選べばつま先に余裕ができるサイズになっているのだと思う。
(2021年1月21日)
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全然痛くなくなったが、まだ終わりではない。今までゆるめだった靴ひもをきっちり結んで羽根の左右の幅を狭くしていきたい。初日と比べるとかなり変わった。
(2021年1月22日)
ブーツは旅の仲間だが、最初から仲間だったわけではない。最近になってやっとかかとを合わせて靴ひもを一番上のフックまできっちり結べるようになった。最初は厚手の靴下を履くのも無理なくらいジャストすぎた。見た目的にもうちょっとサイズを上げた方がよいのではないかと思ったが、鏡に映してみると小さくは見えない。
(2021年1月25日)
つま先にもしわが入ってきて、単によれよれになってきただけのような気もするが、本当にいい味になるのだろうか。羽根の幅はいい感じに狭くなってきた。これは緊縛なんだね。縛るのも自分、縛られるのも自分。ブーツはフェティシズムと結びつくが、やっぱり変態の世界なのだな。
(2021年1月26日)
本文にちょっと書いたParabootを結局買った。
Paraboot(パラブーツ)の定番シャンボードの編み上げブーツ版 ボーリュー
(2021年1月29日)
黒のブーツも欲しい。チェコ、イギリス、アメリカ、フランスと各国のブーツが増えてきたから日本のブーツもいいな、BROTHER BRIDGE(ブラザーブリッジ)とかROLLING DUB TRIO(ローリングダブトリオ)とか、かっこいいブーツはあるけどサイズが揃っていない、やっぱりRED WINGか、ベックマンやブラックスミスもかっこいいけどサイズが揃っていない。
最近は記事「Paraboot(パラブーツ)の定番シャンボードの編み上げブーツ版 ボーリュー」のブーツを買ったから、黒を買うのは来月にしようと思っていたのに、フリマアプリで見つけてしまった。同じOLD OUTDOOR 193Os SPORT BOOTのブラック、正規店購入の未使用で偶然にも私に合うサイズのものを。
羽根や履き口のコバがナチュラルなところ、靴ひもと金具がブラウンなところが堪らん! やっぱり好きだなこのブーツ、私はこれで新規ファンになった。
プレメンテし、今回は最初から靴の内側にもクリームを塗った。まだ馴染んでいない感じはあるが、ブラウンのときほど痛くならない。
こちらのブログ記事によれば廃番が決定したとのこと。
レッドウィングの、1930年代に完成されたブーツです。【RED WING / #8075ᾌ “1930S SPORTS BOOTS”】
今ならまだ買える。
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(2021年2月6日)
一年ちょっと経った。靴ひもは記事「This is…(ディスイズ)の靴ひも交換」で替えた。
夏は履かないし、ローテーションしているからエイジングはまだまだだな。
つま先はまだ全然潰れていない。
履いたらブラッシングして、クリームのケアはやり過ぎない程度にほどほどにやっている。
(2022年2月13日)