ORIENT(オリエント)Captain(キャプテン)のゴツさ、いいんじゃない。私はどちらかと云えば小さめ、あっさりめの腕時計が好きで、ケース幅45mmは自分史上最大だが、ベゼルとタキメーターの幅がある分ダイアルが小さめで、デカすぎには見えない。女性受けはしなさそうだが冒険野郎なら分かるこのかっこよさ!
いきなりCaptainを見ても欲しくならなかったかもしれない。段階があった。やっぱりSEIKO(セイコー)スピードマスターがかっこいい。特に初代。OMEGA(オメガ)スピードマスターは別格として、こんなにかっこいいクロノグラフは他にない。
回転ベゼル付きもある。私は回転ベゼルのない初代の方がシンプル・イズ・ベストで好きだ。
(引用元:セイコー スピードマスター 7A28-7040 クオーツクロノグラフ)
その進化系。これいいかも、と欲しくなった。ただ、ベルトが交換できない作りになっている。
この形のSEIKO スピードマスターは何年も前のモデルで、今はない。中古を探していてたまたま見つけた、似た感じの時計がORIENTのCaptainだった。太く短いバーインデッスクがSEIKOのファーストダイバーを彷彿とさせるが、SEIKOではなくORIENTなのだ。
ストップウォッチが付いたダイバーズウォッチは珍しくない。だが、上の段階を経てタキメーター付きクロノグラフに回転ベゼルが付いた時計と似たデザインというところが一味違う。ねじ込み式リューズで200mm防水、クロノグラフはクルクル回る1/20秒計が付いていて12時間計れる。12時間計る機会なんてまずないが、それだけの能力を秘めていることが嬉しい。
美容師さんに高い時計だと勘違いされた。BREITLING(ブライトリング)か何かかと思われたのだろうか。ベルトを替えたことを話すとセンスが出てると褒められた。お世辞だろうけど悪い気はしない。
探してもあまりない。私は中古でそこまで高くない値段で買えてよかった。