「 本 」一覧
『世界美少女図鑑』 タイの山岳民族の美少女写真集
『世界美少女図鑑 アジア編タイ北部・黄金の三角地帯』(三輪隆 巡遊社)には、タイの山岳民族の美少女の写真と各民族についての解説、著者の紀行文が収録されている。タイトルだけ聞...
『今日の早川さん』の登場人物の名前の由来はほとんど判るが帆掛舟だけ判らなかったので調べてみたら
『今日の早川さん』(COCO 早川書房)の登場人物の名前の由来はほとんど判るが帆掛舟だけ判らなかったので調べてみたら、これか。判りずらい。 これを見ると幻想怪奇小説も...
はぐるまコラージュ メクセペル
古本屋でたまたま見かけて手に取ったのはマーブル柄だったからだが、中を見ると歯車、歯車、アンモナイト、セピア色の紙等々、とても気に入った。ドイツ人メクセペル(Mecksepe...
朝倉世界一の挿絵がいい味出してる『血液型ラブジャッジ』
本屋で『血液型ラブジャッジ』(竹書房文庫)を見かけて、表紙の絵が朝倉世界一なので手にとってみたら、挿絵もいい味出していて、笑いをこらえるのが大変だった。『石川くん』、『地獄...
『虚空の花』南條竹則 『未来のイヴ』にまつわる批評風小説
「南條竹則って知ってますか」と問われたとき、どこかで聞き覚えはあったがすぐには思い出せなかった。少し考えて、光文社古典新訳文庫で何か訳していたのを思い出した。 「翻訳の方...
『オスカー・ワイルド』(1997) 真面目か頽廃か ワイルドの伝記映画
ブライアン・ギルバート監督『オスカー・ワイルド』(1997)を見た。ワイルド役は私の好きな映画『ピーターズ・フレンズ』のピーター役スティーブン・フライ、愛人ボジー役はジュー...
『もう森へなんか行かない』 エドゥアール・デュジャルダン ロマンチックな愚か者
『もう森へなんか行かない』(エドゥアール・デュジャルダン 都市出版社)を再読した。この小説は一気に読みたい。私は読むのが遅い方だが、これはそれほど長くないので一気に読める。...
ペーパー・オペラ『ニーベルンゲンの指環』 神々も英雄もままならぬ
『ニーベルンゲンの指環』(リヒャルト・ワーグナー作 アーサー・ラッカム絵 新書館)四巻セットには挿絵が多い。ラッカムの絵は曲線が綺麗だ。「ラインの黄金」のみ寺山修司訳で、こ...