「 2013年12月 」一覧
『誇りを持って戦争から逃げろ!』 中山治
私は本当は自分の好きな文化的なことだけを書いていたい。だが、そうも云っていられない。この2006年7月に出た本の内容に現実が近づいている今こそ、多くの人に読んでほしい。 ...
『海底二万里』の約70年前と約125年後のノーチラス号
『海底二万里』(ジュール・ヴェルヌ)で、自作の機械についてマニアックなまでの説明をするところが『未來のイヴ』(ヴィリエ・ド・リラダン)を連想させる。直接影響関係があるかどうかは分か...
『グレート・ギャツビー』でデイジーがシャツを見て泣く謎
映画館で一度観たバズ・ラーマン監督版『華麗なるギャツビー』を動画配信で見た。音楽やキャストの脂肪量に不満はあるが、こういうものだと思って見たら悪くはなかった。記事「鳥と花と...
ドラスティックな片付けをした結果
《ドラスティックな片付け》 (2013年7~8月の日記の再編集) 何年も前から部屋をすっきりさせたいと思っているのだが、物(主に本)が多くて片付かなかった。やりたい...
『女ヴァンパイア カーミラ』 クリストファー・リーが謎の吸血鬼事件に挑む怪奇映画
『女ヴァンパイア カーミラ』(1964)のモノクロ低画質を見て、かなり古い映画のように感じたが、同じくクリストファー・リー主演の『吸血鬼ドラキュラ』(1958)よりも新しい...
ストリート・オルガン 音だけではなく存在自体に哀愁が漂う楽器
An organ grinder with a monkey, photographed in 1892. ストリート・オルガン(街頭手回しオルガン)の音が好きだ。この音をどう説...