関西での古本屋めぐりも何度か行くうちに大体パターンが決まってきて、大阪の天神橋筋商店街や天牛書店江坂店、神戸の六甲の口笛文庫を気に入っているが、今回は新規開拓した。神戸の三宮から地下鉄に乗って新開地商店街へ。空港や大阪の方面以外へ向かうのは初めてだ。
落ち着いた風情のある街だなと思ったが、後で調べてみるとかつては歓楽街だったのが凋落したのだそうだ。細い路地に入って探検すれば、もっと面白かったかもしれない。
まずは商店街にある上崎書店に行った。かなり広く、ジャンルも幅広く、奥には茶色っぽい古い本もある。遊郭跡が近いという場所柄か、成人向けコーナーも広めで、ほとんどは現代の雑誌やDVDだが、あまとりあ等の昔の雑誌や好色文学もある。朝十時から開いているのが旅行者にはありがたい。
地下鉄の新開地から高速神戸まで、殺風景な地下道を歩いて行くと、古書街が見えてくる。三軒しかなく、私が行ったときは二軒しか開いていなかったが、古書街と呼んでさしつかえない広さだ。
下の画像はSAVVY2014年4月号の関西の本屋特集で、こちらにもお世話になったが、こういうおしゃれな雑誌には絶対に載っていない、暗くて古くさくて怪しい古本スポットを開拓できてよかった。
こちらは関西に行くようになった頃から参照していたサイト。未開拓の地がまだまだある。
nekokitiのページ:電脳Nマガジン 関西 古本屋マップ