数か月前にデパートの催事でパリの蚤の市のような一角があった。平日の夜にさらっと見るつもりで行ったら、木箱に大量の古い絵葉書があり、じっくり吟味するために休みの日にまた行った。結構な長時間かけて全部見た。店の人に椅子を勧められたが、立ったままの方が記事「本に導かれて 《今東京は午前1時 今パリは午後5時》」に書いたようなパリの蚤の市にいるような気分になれた。人物の表情や色、デザインが気に入ったものを三枚買った。
そのうちの一枚がクリスマスカードで、タイムリーにこちらに載せようと思っていたが、のんびりしていたら日が変わってしまった。
19世紀末から20世紀初頭、カラーフィルムが発明される前に存在した、モノクロ写真に着色した彩色写真についてのウェブサイト。やはりこちらに貼った花と少女のポストカード以上のものはなかなか見つからない。
彩色写真館