結局せんえんかっと

長年セルフカットをやってたが、少しはかっこつけた方がいいかと思い、去年の春に気分を変えて美容室に行った。近所で安めで、髪型も気に入ったのでしばらく通っていた。切ったばかりに見えないように二週間に一度切りたいと思っていたのだが、何故かそこの店に行くとすごく短くされた。いつも短くされるので、長めにのばしてから行って1センチくらい切ってくれと云ってもやはり同じくらい短くされた。そこの店は一応「どのくらい切りますか」と聞いてくるのだが、どう答えても同じ髪型になるのだなと気付いた。

千円カットの店に変えた。これで問題なくなった。しかも安い。タイトルは凝っているわけではなく、実際にこういうのぼりが立っている。

 gypsy_01(引用元:GYPSY WAY (美容室)

《追記》
六年も前の記事だが、最近になってようやく自分で納得できる髪型になった。この後、移住のため上記の店に行けなくなり、無職時代や超絶低賃金でコキ使われ時代があり、またセルフカット時代がしばらく続いた。その後、少しはかっこつけた方がいいかと思い、千円カットに行くようにした。駅裏の自由の国の名を持つ店で、しばらくはまあ悪くなかった。

たまに千五百円カットのチェーン店に行ったら、長めに残してくれと云ったのに短くされたり、顔を切られて薬を塗られたりして、ここは駄目だった。似合わないのにしゃれたフランス語の店名だが、実際は店員が男祭りという雰囲気だ。

ある日、自由の国の名を持つ店でヘッタクソな奴に当たった。『新・上海グランド』に凝っていた時期で上を少し長めの短髪にしていて、今のままの髪型で少し短くしてくれと云ったのに、横がふんわり膨らんだ、かっこ悪い髪型にされてしまった。これはもう駄目だと思い、美容室に行くようにした。

当時はこんな感じにしたかった。あまり短いと怖そうに見える顔なので、今はもっと長めにしている。
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本気ですぐにかっこよくしたければ高くて技術のある店に行くべきかもしれないが、安めのところを狙って行ってみた。すると、そこの美容師に、前の店で髪の癖を考慮せずにザンバラに切られていると云われた。素人の私から見てもヘッタクソだったのは、やはりその通りだったのだ。美容師はザンバラなのを何とか修正してくれて、感じのいい人だったので一年くらい指名していたが、どうも無難な感じになってしまっていた。その方が異動したのと、他にもっと安い店を見つけたので行ってみて、そこでいい感じになった。

それからまたしばらく伸ばして、そこで指名していた方が昇進か何かで指名できなくなっていたのと、系列店でもっと近い店があったのでそちらに行った。そこで雑誌の切り抜きを見せて、こんな感じでと云って、やっとある程度長めで長すぎずすっきりした感じにしてもらうことができた。

千円カットでもいい人がいる店でいい人に当たれば問題ないが、ヘッタクソに当たると目も当てられない。安いからそこそこの技術でいいかもしれないが、店員がおしゃれじゃないのはまずいでしょう。美容室に行きつつもちょっと横と後ろを漉いてもらいに千円カットに行くこともある。そのヘッタクソに当たってから大分時間が経ったから、久しぶりに自由の国の名を持つ店を覗いてみたら、客はなく、陰気くさい店員がが一人で座っていたので退散した。(2017年6月12日)

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