年も明けて、今更コートを買う話でもないだろうと思ったが、冬物が安くなってきているので、これから買う人もいるかもしれない。私が過去の記事「コートを買ってボタン付け替えて」に書いたコートは通販で買った。届いたものを着てみたとき、なんとなく大きいような気がした。
そして実店舗で試着してみて、ひとつ小さなサイズに交換しようと思い、交換希望のメールを送った。それでも、まだすっきりせず、検討を続けた。スーツ等に関する本を探しても、コートについてまでは書いていないことがある。蔵書『男の服装学』(アラン・フラッサー 平凡社)の中に適当な記述を見つけた。
コートを試着する時は、当然、下にジャケットを着る。ジャケットやセーターを着るだけの十分な余地(窮屈な感じがなく)がコートになければいけない。袖丈は、ジャケットの袖丈より長め、手首から0.5インチくらいが目安だと思う。シャツやジャケットの袖の部分がのぞいて見えるようではいけない。
ダボダボだとかっこ悪い、体型にフィットしていなくてはならないという固定観念があった。だが、コートは少し大きめでよかったのだ。店員は「袖の長さは好み」などと云っていたが、すっきり解決した。交換希望をキャンセルし、このまま着ることにした。