レトロスペース・坂会館がどういう場所なのかは他の方々が書かれているので、そちらを参照。
圧巻！札幌の怪しさMAXな博物館『レトロスペース・坂会館』がスゴかった
閉館と噂の「レトロスペース坂会館」は今、転換期！ただ、早く来てほしい！
札幌の秘密の花園「レトロスペース坂会館」（前編）
札幌の秘密の花園「レトロスペース坂会館」（後編）
レトロスペース坂会館 – PANORAMA JOURNEY
【衝撃】懐かしすぎて涙が出る！ 札幌のスーパー珍スポット「レトロスペース 坂会館」の収蔵品がスゴすぎるッ!!
知る人ぞ知るディープな博物館「レトロスペース・坂会館」の衝撃的な展示物とは？
以前から存在は知っていたのだが、行きたいと思いながらもなかなか行くことができなかった。去年、閉館の噂が流れ、そうか閉館か、行ってみたかったな、残念だなと思っていたところ、数か月前にSNSで坂会館について書いている方がいた。あれ、閉館したのではなかったのかと思い、自分で調べてみても閉館したのかしていないのかよく分からず、その方に問い合わせてみた。
レトロスペース・坂会館の館長は断固として存続のご意向だが、坂栄養食品（※ビスケットの会社）の社長がレトロスペースの存在を嫌悪していて、あのような私設博物館があるゆえにビスケットの売上げが落ちている等々おっしゃっているようで、ゆえに閉館させたいという内部紛争なのだそうだ。今年の札幌国際芸術祭の会場の一つとしてレトロスペースが決定し、オフィシャルサイトにも既に名称が記載されているので、色々あったとしてもこのイベントが終わるまでは閉館はありえないと教えてくださった。
私は普段は平日に行くのが難しいのだが、丁度休みが取れ、いい機会なので行ってみた。うわー、すげーと圧倒されるようなインパクトではなかった。私が元々、このようなごちゃごちゃした古道具屋や怪しい古本が好きだからだろう。多くのガラクタにまぎれてアンティークや歴史遺産が埋もれている。うんうん、なるほどという感じで冷静に見ていくと、館長の個性や自己主張が見えてくるところが普通の古道具屋とは違うところだ。事前に情報収集し、写真を撮ってもよいとのことだったので、撮ってきた。
館内に入ってすぐに縄に縛められたリカちゃん人形の群れがお出迎えだ。写真はごく一部分で、壁一面に広がる世界は壮観だ。
普通の家庭にあったようなものが多いのだが、時々、おっと心惹かれる美しいものがある。こちらのコップの上にさかさまに置かれたガラスの器は戦前の金魚すくいで金魚を持ち帰るための器か？ というもので、全く未知のものだが美しい。
様々な『O嬢の物語』コレクション、SM雑誌、カストリ雑誌、血と薔薇などの付近に発見した、出所不明のセクシー女性アンドロイド？ サイボーグ？。スタートレックのボーグを彷彿とさせる。全然訳分からないが、私は好きだ。
帰りには隣のビスケット売場でミニクラッカーと北海道ビスケットを買った。部屋での映画鑑賞のお供に丁度よい。是非、また行きたいものだ。
